宝石の国【第11巻】は2020年7月20日(月)に発売されました。
この記事では『宝石の国』最新刊11巻のあらすじや感想(ネタバレ含む)をご紹介します。
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宝石の国【第11巻】のネタバレ・内容
フォスフォフィライトによって金剛が再起動し、いよいよ無へ行く瞬間が近づいてきたことを全国民にエクメアは告げる。
残りわずかな時間を思い思いに過ごそうとする月人たちをよそに、エクメアはカンゴームに、金剛が祈れば月人だけではなく、宝石もアドミラビリスも無へ向かうことを伝えた。
しかし、ボルツとユークレースの妨害によって金剛の起動は中断され、フォスフォフィライトは撤退を余儀なくされた。
一方、ゴーシェはパパラチアを発見し、目覚めさせる。
フォスフォフィライトの失敗を知ったパパラチアはゴーシェと共に地上へ赴き、パパラチアと引き換えになる形でフォスフォフィライトは月へと帰還した。
金剛の、自分を含めた宝石たちへの愛情が今回の失敗の原因だと考えたフォスフォフィライトは、「次は僕の邪魔をするすべての宝石を粉にする」と宣言、即座に出立する意向をエクメアに伝えた。
ところが、カンゴームを警護するために置かれていた「犬」に砕かれてしまい、ひとまず修復が行われることになった。
地上では、冬眠を中断された宝石たちが、推測を巡らせながら意見を交換しあっていた。
月に行った同胞たちへ思いを馳せつつ、眠れない宝石たちで流氷割りを行うことになり、その作業を見守る傍らでシンシャは金剛から、アンタークチサイトが金剛の正体に勘付いていたことを告げられた。
やっと修復が終了したフォスフォフィライトは、全軍を自分に預けるようエクメアに要求する。
ダイヤモンド、アレキサンドライト、そしてベニトアイトがこれに同行することになる。
仲間であるはずのダイヤモンドやエイティ・フォーを、精神的に揺さぶるような発言をするフォスフォフィライトの頭には、もはや地上のすべてを破壊することしかない。
宝石を砂から戻すことすら放棄したフォスフォフィライトの姿は、以前の面影の欠片もない、禍々しいものになっていた。
そうとは知らない地上の宝石たちは、やっと訪れた春を歓迎していた。
冬眠中あまり眠れなかった彼らは、何か楽しいことを計画しようと考え、金剛の誕生日を祝うことを企画していた。
散々遊び倒した楽しい一日が幕を下ろそうとしていたそのとき、フォスフォフィライト率いる月人の大軍が空を覆い尽くした。
フォスの狙いが宝石たちの破壊であることを察したユークレースは、金剛を守り、時間を稼ぐ策に出る。
足止めのために飛び出してきたボルツの前にダイヤが立ちはだかり、壮絶な戦いが始まった。
死闘の末、共に砕けた二人を見下ろし、フォスフォフィライトは高笑いする。
身動きの取れないユークレースたちに、赤状態となったアレキサンドラトが襲い掛かり、ベニトアイトの制止も功を奏さないまま、ほとんどの宝石が砕けてしまった。
そのころ、六つの月の中の一番小さな月を訪れていたエクメアとカンゴームは、緊急時に金剛を祈らせるための条件について話をしていた。
エクメアはこの条件を満たすために、フォスフォフィライトを「人間」になるよう仕向け、いくつもの機会を与え続けていたのである。
彼らがこの小さな月を訪れていた目的は、深いクレーターの奥底にある純度の高い氷の層だった。まだ何か目論見のあるらしいエクメアはカンゴームに、自らも地上に赴くと告げるのだった。
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宝石の国【第11巻】の感想と考察。
金剛の故障の原因は宝石たちへの愛情であり、自分が祈れば彼らも消えてしまうことを知っていたため、という事実がまず、この巻で明かされる辛い事実のひとつめです。
月人が無へと行き、宝石たちが地上へ帰還して大団円、という結末は、これで望めなくなったと感じました。
辛かった点はほかにもあり、月に帰還して修復された後のフォスフォフィライトの姿から言動まで、すべてが信じられないくらい辛かったというのがこの巻最大の感想です。
前の内容を読み返すと、フォスフォフィライトはこれまで何度も仲間を危険にさらしてきましたが、それは本人と意図ではないものでした。
それが、敢えて仲間を追い詰め揺さぶり、あれだけ望んでいた砂からの修復も投げだしてしまいます。
その描写から、今のフォスにはもう、仲間を大事にとかそういう感情はないのだと思わされました。
皆が幸せになる結末が見いだせない状況のまま、まだ何か悪だくみを隠していそうなエクメアが気にかかりますが、とにかくフォスに早く楽になってほしい、そのための手段は問わない、というのが率直な感想です。
まとめ
以上、宝石の国【第11巻】のネタバレ・内容、感想を紹介しました。
せめて、フォスとシンシャが直接戦うようなことにはなってほしくないです。
ただでさえ今のフォスの思考も姿も見ていて痛々しくて辛いので、直接この二人がぶつかって、砕き合うようなことだけは起きてほしくないと思っています。
次の巻が早く読みたいですね!
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