アクタージュ【94話】最新話のネタバレ・内容と感想・考察!

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アクタージュ【第94話】は2019年12月16日発売の週刊少年ジャンプ2020年3号に掲載されました。

この記事では最新話【第94話】『炎』のネタバレを含むあらすじと感想をご紹介します。

 

前回の話をまだ読んでいない方はこちらから先にご覧ください。

この先、ネタバレの内容を含みます。

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アクタージュ【第94話】最新話のネタバレ・あらすじ

山野上花子は少女だったころ、北海道で暮らしていました。

一人で絵を描く花子は、腹が立つと言いながら描いた絵を消してしまいます。

後ろから声を掛けた男子学生がもったいない、とフレンドリーに話しかけるのでした。

そんな彼に花子は言います。

「何度書いても記憶と違って・・・」

花子は幼いころに見たと信じている妖精のコロボックルを描いていたようです。

笑いながらコロボックルについて話す男の子に背を向けると、花子はさっさと帰ってしまうのでした。

 

教室でも花子は一人でした。

他の生徒たちがひそひそ噂する中、その男の子だけは花子に気さくに話しかけてくれます。

可愛いコロボックルの絵を見せる男の子に花子はもらっていいかと問いかけます。

「交換ならいいよ、山野上の絵と」

花子は少し考えてうなずきます。

他人とは違う自分が少しでも普通になれるかと思っていた花子。

しかし男の子にあげる絵がうまく描けません。

部屋いっぱいに失敗した絵を散らかした花子が言います。

「何度描いても思い通りにできなくて・・・でも私、すぐに・・・ごめんね」

そんな彼女の普通ではない行動を見て彼は去っていきました。

その姿を見て花子は確信したと言います。

(私は一生一人で絵を描き続けるしかないのだと)

 

大学生になった花子はある男と出会います。

絵を評価されながらも何度も燃やしてしまっていた花子。

そんな彼女に小説家だと言う男は提案するのでした。

初めから燃えている絵を描けばいいよ、と。

「そうだ、僕の為に一枚描いてくれないかな、燃えている絵を」

山や人や町が燃えている絵を描くたびに子供のように喜んでいた彼。

自分が目指している絵とは違っていたけれど、花子は彼のことが可愛いと思っていきます。

(初めて絵が私を救ってくれた、そう思いました)

 

しかし一年ほどで彼は花子のもとから黙っていなくなってしまいます。

花子が彼の為に描いた絵を持って消えてしまったのです。

しばらくした後で画家の女がモデルの小説を、彼が発表したと花子は聞きます。

(やはり私は一人なのだと思い知りました)

自分には絵しか残っていないと焦る花子。

しかし彼女はもう燃えている絵しか描くことができなかったのです。

 

それからの花子は現実への怒りが抑えきれず絵にも伝わってしまっていました。

山で彫刻に取り組んでいる彼女の元へ天知が現れます。

芝居などあり得ない、とつっぱねる花子に天知は穏やかに言います。

「私にはあなたが自らの怒りから逃れたいように見える」

本当に描きたい絵があるのではないか、と問う天知は言うのでした。

「それが一人では描けないというなら誰かと共に描けばいい」

それは芝居にはうってつけだ、と天知は笑って言うのでした。

 

その後、夜凪が彼の娘だと知った花子。

いつ降りてもかまわないと思っていた彼女でしたが、夜凪に興味がわいたというのです。

「芝居の為であれば迷わず何色にでも染まろうとする」

「その純粋で美しい生き物に」

夜凪をうらやましく思っていった花子。

夜凪のようになれない自分に腹が立ったと言います。

 

彼女ならば怒りの炎に呪われようとも、その先の景色を見せてくれるかもしれないと思っていたという花子。

「羅刹女を演じるということは私を演じるということだから」

たとえ何を犠牲にしてももう一度その景色がみたいのだ、と言う花子に白石は言葉を失います。

演出家である花子自身がこの物語の結末を知りたいと言っているのでした。

怒りの炎に染まった夜凪を止める者は現れるのでしょうか。

 

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アクタージュ【第94話】のネタバレをご紹介しましたが、やはり絵と一緒に読んだ方が断然!面白いですよ。

 

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アクタージュ【第94話】最新話の感想

花子の複雑な生い立ちがよくわかる話だったと思います。

夜凪という役者に自分の怒りの感情の結末を求めた花子。

演出家である彼女が結末を決められない以上、夜凪自身が決着をつけるしかないのかもしれません。

どのような結末になるのか楽しみです。

 

まとめ

以上、アクタージュ【第94話】のネタバレ・感想をご紹介しました。

次号も見逃せませんね。

次回のアクタージュ【第95話】は2019年12月23日発売の週刊少年ジャンプ2020年4・5号に掲載予定です。

 

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