アクタージュ【第93話】は2019年12月9日発売の週刊少年ジャンプ2020年2号に掲載されました。
この記事では最新話【第93話】『大きな流れ』のネタバレを含むあらすじと感想をご紹介します。
前回の話をまだ読んでいない方はこちらから先にご覧ください。
この先、ネタバレの内容を含みます。
アクタージュ【第93話】最新話のネタバレ・あらすじ
夜凪チームの共演者、朝野市子の回想から物語は始まります。
子供のころから子役として活躍してきた市子。
子役の仕事は常に新人がまかなっていく流れで、市子がどんなにがんばっても流れに逆らうことはできなかったのです。
その大きな流れの中でいかにうまく流されるかを考えるしかない、と市子は気づいたのでした。
そしてその流れを生み出すことのできるものだけが本物なのだ、とかつての市子は陸を見て思ったのです。
自分が有名になれたのも単純にそういう流れなのだと思っていた市子。
羅刹女の夜凪と対峙しながら市子は思うのでした。
(本当は私だって気づいていた)
(ああ、この子が今回の大きな流れだと)
今回もうまく乗り過ごそうと思っていたのに、武光は違っていました。
今日、その大きな流れに出会ったにも関わらず目をそらさなかった武光。
それを象徴するかのように、武光は夜凪の攻撃をわざと当てさせにいっていました。
けして目をそらさない武光を見て、羅刹女もさすがに猪八戒を視界に入れざるを得ませんでした。
その姿を見て、市子もまた自分の根底にあった諦めにも似た感覚を捨てるように動きました。
舐めんなよ、新人、と夜凪に向って本気て切り込む市子。
それを見てアラヤは言います。
「これだよ、夜凪の怖いところは」
共演者をいつの間にか本気にさせてしまうのが夜凪の怖いところだというアラヤ。
「たった一度も本気になれないまま消えていく役者が大半のこの世界で」
「これは脅威だよ」
夜凪と市子、武光の斬りあいを観客を始め、花子でさえも目が離せなくなっていました。
そんな花子に向って陸は言います。
絵具と違うだろ、と。
「俺たちは生きている。あんたの頭の中の絵なんかいくらでも超えてゆくぞ」
陸はそう告げると舞台に上がるのでした。
花子の作った大きな炎の彫刻の上から登場した陸。
羅刹女に向って宣戦布告します。
その姿を見て羅刹女もまた、狂気に満ちた笑みを浮かべるのでした。
殺し合いだ、という孫悟空のセリフとともに舞台の四人は覚悟を決めた姿を見せます。
千世子チームはそれをモニターで見ながら驚いていました。
「さっきと今とでいったい何があった。あの二人、まるで別人だ」
千世子チームと違って戦いを楽しんで見えるような夜凪たち。
一歩もひかない勝負に観客の心は惹きつけられています。
しかし、この後の展開にどのようにつなげるかが疑問だと黒山は言います。
舞台の終盤は羅刹女が怒りの炎を鎮めて、すべてを許す展開になるのです。
「許しとも諦念ともとれる感情の変化が求められる中であんな狂気に身をゆだねた芝居をして」
それは夜凪の中にいる怒りの象徴でもある、あの日の夜凪も気づいていることでした。
幼い姿の夜凪は言います。
「私たちにはできないよ、炎を消すなんて。あいつらを許すなんて」
舞台裏で、白石は花子に問いかけます。
羅刹女の中の炎を自ら鎮めることは今の夜凪には難しい芝居だ、と。
「こうなると分かっていて、なぜ夜凪さんにあんな真似をしたんですか?」
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アクタージュ【第93話】のネタバレをご紹介しましたが、やはり絵と一緒に読んだ方が断然!面白いですよ。
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アクタージュ【第93話】最新話の感想
武光の姿を見て、市子もまた本気の芝居を始めましたね。
共演者をすら強制的に本気にさせてしまうとは、夜凪はすごいですね。
盛り上がる展開になってきましたが、どのように決着をつけるのか想像もつきません。
次回は花子の内面に迫る話になりそうなので楽しみです。
まとめ
以上、アクタージュ【第93話】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次号も見逃せませんね。
次回のアクタージュ【第94話】は2019年12月16日発売の週刊少年ジャンプ2020年3号に掲載予定です。
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