僕のヒーローアカデミア【第26巻】は2020年3月4日(水)に発売されました。
この記事では僕のヒーローアカデミア最新刊26巻のあらすじや感想（ネタバレ含む）をご紹介します。
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僕のヒーローアカデミア【第26巻】最新刊のネタバレ・内容
No.1ヒーロー・エンデヴァーの元へヒーローインターンにやってきた緑谷出久・爆豪勝己・轟焦凍の三人。
それぞれに自分の課題を語る三人だったが、エンデヴァーは、山のように経験を積み重ねることで課題を克服できると伝え、この冬に一回でも自分よりも速くヴィランを退治してみせろと三人に告げた。
ここから、エンデヴァーの元での出久たちのインターン生活が始まった。
エンデヴァーはヴィラン退治をしながら、出久たち三人にアドバイスしていく。
三人はそれぞれにエンデヴァーの凄さを分析。
当て逃げ犯を捕まえた際、一足遅かったと告げるエンデヴァ―に、冬は準備がかかるからと言い訳する爆豪。
エンデヴァーはそんな爆豪に、間に合わなければ落ちるのは成績ではなく人の命だと言った。
さらに三人に今後やるべきことを示しつつ、どれ程強く激しい力であっても、礎になるのは地道な積み重ねであり、学校で培ったものをNo.1ヒーローである自分の事務所という最高の環境で身体になじませろと語るエンデヴァーであった。
一週間後、出久たち三人はエンデヴァーのサイドキックであるバーニンと顔を合わせる。
三人ともコスチュームはボロボロで満身創痍の様子。
轟は今日こそエンデヴァーを追い越すと意気込む。
そんな中、轟焦凍の姉、冬美が轟家に出久と爆を迎えた食事会を企画した。
エンデヴァーに連れられ轟家で食事をとる出久たち二人だったが、エンデヴァーと長男夏雄との間の張り詰めた雰囲気に戸惑う。
出久と爆豪はある程度轟家の事情を知っていたが、冬美と焦凍から更に、夏彦が燈矢兄と呼ばれる人物に関して、父・エンデヴァーを許せないでいることを教えられた。
そうして出久たちが話を聞いている同じ頃、冬彦を狙う怪しいヴィランが現れる。
食事会が終わり、エンデヴァーがハイヤーで出久たち三人を学校に送り届けることになった。
出久たちがそれぞれに会話を繰り広げていると、ハイヤーの前方に夏雄を捕縛したヴィランが現れた。
真っ先に車を飛び出し戦闘態勢になるエンデヴァーに、ヴィランは自分を思い出せと迫る。
七年前に自分が捕まえた男だとエンデヴァーが思い出し、男はエンディングとヴィラン名を名乗った。
エンディングは夏雄を指し、彼を殺すから自分を殺せと迫る。
夏雄を見て動けなくなるエンデヴァーだったが、出久たち三人が飛び出して夏雄の救出と周囲の人々の救助を行い、無事に事件は収束した。
エンデヴァーは救出された夏雄をしっかりと抱きしめていた。
夏雄にゆっくりと言葉を掛けていくエンデヴァー。
「許してほしいんじゃない 償いたいんだ」
と言うエンデヴァーの言葉に、号泣する夏雄。
事件収束後に轟家に帰宅したエンデヴァーは、冬美に家族のために新しく家を建てると伝えた。
冬休み明けの雄英高校にて、1－Ａの面々が顔を合わせていた。
これから休みの間に得た成果・課題を発表する授業が始まるところだった。
1－Ａの生徒たちが準備を済ませて集合すると、オールマイトが一人で待っていた。
クラス担任の相澤消太の不在の理由を生徒に問われ、オールマイトは急用ができたと答えた。
その頃相澤は、プレゼントマイクと共にどこかへ向かっている途中だった。
相澤は普段見ない険しい表情をしている。
二人は、塚内、グラントリノの要請で、ヴィランを収容する監獄に呼ばれたのだった。
グラントリノたちは相澤に、死柄木弔が率いる敵連合の中核である黒霧は、改造ヴィラン脳無の一種であり、相澤の同級生、白雲朧の遺体がベースに使われている可能性が高いことを告げる。
グラントリノたちは敵の手がかりをつかむために、白雲の意識を呼び戻せるかもしれない相澤たちを呼んだのだった。
相澤は思わぬ形で再会することになった親友に動揺を隠せない。
思い出を話しながら黒霧に語りかけていく相澤。
最初は全く反応を示さなかったが、相澤は強く語りかけ続ける。
涙を流しながら最後の言葉を相澤が口にすると、黒霧の様子に異変が生じる。
なお語りかける相澤。
そして頭部の霧が白雲の顔の形になり、辛うじて病院という言葉を口にした。
事が終わった時、相澤は涙を流していた。
同じころ、No.2ホークスが潜入する超常解放戦線。
ホークスが最後のピースが揃ったと確信を得たような表情をしていた。
解放戦線のリーダー死柄木は、ドクターによる改造の真っ最中。
再び場面は雄英高校に戻り、出久たち1－Ａの面々はインターンの成果報告会を行っていた。
それぞれ個性の強化や、個性を活かした連携技を披露していく。
それぞれがプロヒーローの元で着実な成長を遂げていた。
出久たちも実際に個性を使って成果を報告する。爆豪と轟が圧倒的な破壊力を見せた後、出久はコントロールに成功した黒鞭を使って見事に仮想ヴィランを打ち砕く。
クラスの面々は互いにそれぞれの成果を称え合った。
夕方、監獄から帰ってきていた相澤とプレゼントマイクの元に三年の生徒たちがやってきて、かつて出久たちが敵の元から保護した少女、壊理の様子がおかしいと相談する。
相澤は壊理の頭に手をやり、大丈夫と言う。
同日、仮眠室に出久、爆豪、オールマイトの三人が集まった。
オールマイトは一冊のノートを差し出す。
出久にこれからワンフォーオールの歴代継承者の個性が発現すると知り、オールマイトが調べたワンフォーオール歴代継承者の個性をまとめたノートを作っていたのだった。
オールマイトは黒鞭を習得した出久に、次に習得させたい個性として先代の個性である浮遊を挙げた。
その夜、1-Ａの面々はインターン意見交換会を兼ねた鍋パーティーを開いて、にぎやかに時を過ごす。
出久はこれまでのことを振り返り、自分は恵まれていると実感していた。
時が経ち、三月下旬。
ヒーローたちの姿が街から消えた。
時を戻して、超常解放戦線に潜入し内部を探り続けていたプロヒーロー、ホークスの視点に移る。
ホークスは時間をかけて戦線の人員をすべて把握していた。
戦線は四つの部隊に分けられており、その狙いはヒーロー社会を破壊し、オールフォーワンの再演を行うことだった。
そしてリーダーの死柄木が強化中であることも分倍河原から聞き出していた。
そして春。雄英高校の教師や1－Ａの面々をはじめとしたヒーロー科の生徒たち、プロヒーローたちが揃って出動していた。
死柄木たち超常解放戦線と闘うために、プロヒーローたちに加えて1－Ａの面々も招集されたのだった。
これから死柄木たちとの戦いが幕を開けようとしていた。
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僕のヒーローアカデミア【第26巻】最新刊の感想
最終決戦に向けて、登場人物たちの結束が強まっていると感じる巻でした。
轟家ではエンデヴァーと夏雄に徐々に和解の兆しが見えるのを始めとして、1-Ａの生徒たちも成果報告会や鍋パーティーの場面を見ると、互いに認め合い、信頼し合っている様子がより強く伝わってきます。
そして秘密を共有するオールマイト、爆豪、出久の三人の関係性も安定してきているのも印象的でした。
登場人物たちはこれから超常解放戦線と対決することになる訳ですが、轟家、雄英生徒たち、出久たちの周辺、登場人物たちの、かつて失くしたけれど戻りつつある繋がり、あるいはより強力に結束した繋がりが超常解放戦線との対決で活きてくるのではないでしょうか。
一方、超常解放戦線に潜入し、一人孤独に活動するヒーロー、ホークスの動向も目が離せません。
現在のところ順調に潜入調査は進んでいるようですが、ヒーロー達と、超常解放戦線との戦いが本格化する今後、彼と超常解放戦線との間にどのようなやり取りが行われるのか、これがストーリー展開の鍵の一つになりそうです。
まとめ
以上、僕のヒーローアカデミア【第26巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次号ではいよいよ超常解放戦線との戦いが描かれることになると思います。
密かに潜入を続けてきたホークスがもたらした情報によって着実に準備を進めることができたヒーロー側ですが、果たして超常解放戦線に勝利することができるのか？
改造が進む死柄木が今後どのようにストーリーを動かしていくのかが注目されます。
次の巻が早く読みたいですね！
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