プレイボール2【第7巻】は2020年3月19日(木)に発売されました。
この記事ではプレイボール2最新刊7巻のあらすじや感想(ネタバレ含む)をご紹介します。
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プレイボール2【第7巻】最新刊のネタバレ・内容
甲子園を目指す谷口や倉橋たちの最後の夏。
墨谷高校はベスト16で大島工業と激突する。
谷口の方針で竹バットで真芯に当てる打撃練習を繰り返してきた墨谷は、本番で金属バットを使用する際に「芯でコツコツと」をモットーに長打ではなく、シングルヒットで確実に1点を先制する。
ワンアウト満塁。
バッターは8番から6番に打順を上げた半田だが、ボックスに入るといきなりスクイズの構えをする。
半田はバントとバスターで3塁側に続けてファールをして真に当てられる感触を掴むと、最後は振り
切らずにセカンド後方への小フライでポテンヒットを放つ。
サードランナーのイガラシがホームを踏み2点目。
1塁コーチャーの片瀬は半田の足が遅いことから進塁を止めるが、半田はトテトテと2塁に向かっていく。
大島は2塁からホームに帰る倉橋をアウトにすることは出来ないと判断して、1・2塁間で半田を挟んでアウトにしようとボールを回す。
しかし、これは半田のトリックプレーで、ワザと挟まれる間に松川が1塁から長駆してホームに生還するのだった。
半田はタッチアップでアウトになると審判に異を唱えるなど珍しく闘志をむき出しにするが、初回は4点で終わった墨谷。
続く大島工業の攻撃は、ある意味雑ではあるが対照的に金属バットの恩恵で振り切るバッティングで反撃を試みる。
先輩の谷口は半田の特訓に付き合ったために、試合2日前に300球も投げていたのだ。
田所も懸念するように体が重そうながらも、3回を3失点で切り抜け責任を果たす。
その間に試合はやはり半田の活躍で、墨谷6-大島3と点差を広げていく。
半田が打つと盛り上がる雰囲気の中、最後はスクイズを決めて遂に10点目を取る。
谷口は半田が120%の期待に応えていると満足するが、当の本人は一緒に特訓してくれた谷口と片瀬のおかげだと謙遜して、次の回から片瀬にライトの守備を交代する。
ピッチャーは8回から井口が登板する。
この回を0点に抑えれば、墨谷がコールド勝ちになる。
しかし、アウトにしながらも拙い守備をする片瀬に不満な井口は、心の幼さを露呈してしまう。
コールド負けを避けるため、墨谷同様に芯でコツコツに切り替えた大島工業はライトフライで4点目を取ると、リズムの崩れた井口から満塁ホームランを放ち、試合は10-8と2点差まで追いついた。
続投を志願する井口を交代させる谷口。
この大事な局面で1年生に任せる訳にはいかないと、イガラシの申し出を断り谷口は自らマウンドに立つ。
倉橋は谷口の気迫を感じながらも球威が落ちているのを感じずにはいられない。
その不安が的中したか、ライトの片瀬にまたも大飛球。
絶対捕ると必死の片瀬。
しかしボールは落ちることなく、その頭上を越えていこうとしていた・・・
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プレイボール2【第7巻】最新刊の感想
前半は半田の活躍で墨谷が押せ押せの感じでしたが、後半は半田が交代して一転、急に大島工業のペースになりました。
試合には得てしてラッキーボーイがいますが、今回は半田がまさにそれ。
今まで部員の中では決して上手くはない選手が、懸命な努力で報われるというのは、故ちばあきお先生からの流れを汲んでいます。
しかし、その一方、丸井と深夜に渡るピッチング練習をしてきた井口には成長の様子が見られず残念でした。
また、頑張るがモットーの谷口に迷いが見られるなどの珍しいお話にもなりました。
まとめ
以上、プレイボール2【第7巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。
流れが大島工業に傾く中、墨谷は試合の主導権を取り戻せるのか?
次の巻が早く読みたいですね!
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