小林さんちのメイドラゴン【第9巻】は2019年11月12日(火)に発売されました。
この記事では『小林さんちのメイドラゴン』最新刊9巻のあらすじや感想（ネタバレ含む）をご紹介します。
前巻は丸々一冊使った長編エピソードだったのに対し、この巻は単発のエピソードで構成。
主だったエピソードとして、『小林とトールの日常』『イルルの発情期』『異世界と現地の橋渡し』が収録されています。
この先ネタバレの内容を含みますが、「やっぱり文章ではなく漫画として読みたい！」という方は下のリンクで読む事ができますのでお試し下さい。
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小林さんちのメイドラゴン【第9巻】のネタバレ・内容
小林とトールの日常では、いつも同じような私服姿の小林に別な服をプレゼントしようと奮闘するトールの姿。
最終的に店員の
「ペアルックですよ！」
という言葉に釣られて同じ柄の服を買ってプレゼントしたわけだが、誤って自分が着る分の服を渡してしまう。
トールに比べればつつましやかなボディを持つ小林。
当然だが、それを着て胸も尻もブッカブカだと血の涙を流す惨事に発展。
その他には、前巻のバトル展開を経て成長したトールが脱皮を繰り返し、その皮がトールと同じ姿になって家に居ついてしまうお話。
脱皮した皮にもトールの魔力が残っており、トールの行っていた家事全般をトール皮が行ってくれるものの、数が増えすぎて家の中がカオス状態に。
結局皮の魔力が無くなるまで家の中で動き続けるのだった。
尚、単行本特典として魔力が切れて抜け殻状態になった皮の姿が閲覧可能だ。
イルルの発情期では、ドラゴンの生態に関する情報が聞ける。
ドラゴンの種にもよるが、単体で卵を産んだり、行きずりの相手と生殖行為をして産んだり、人が何らかの力でドラゴンになったりもするとのこと。
発情状態ではバイトに行かせられないという話になったが、イルルはバイトを休むのは嫌だとどうにかする方法を欲す。
そこでトールの提案。
暴れて発散すればいいのだと。
最終的に発情はトールとガチンコの殴り合い(から性的なスキンシップに移行)で発散出来たものの、翌日バイトに向かった先で出会った青年タケと触れ合った事で、イルルは再び発情期に。
・・・なったかと思えばそれは発情ではなかった。
発情と似ているが、何かが決定的に違う感じ。
その感情に気がつく日は果たしていつの日か。
異世界と現地の橋渡しでは、事前のエピソードとして小林の主任昇進に関する話が挟まる。
同エピソードには作者の別の漫画「おじょじょじょ」のキャラクターが登場。
小林の会社の社長の彼女は会社の人員増強のため、一つのプロジェクトを小林に委ね、それを見事に成功させて小林は主任となる。
主任となって帰宅した小林に、異世界からの来訪者3人が待っていた。
一人はトールの父。もう一人はカンナの父。もう一人はエルマの姉(自称)という異世界でも名の知れた3人。
何しにきたんだと問うた先、トールの父いわく、大事な娘を預けているのだからすぐに連絡くらいは取れるようにしておきたいと。
そういって取り出したのは携帯電話。
ドラゴンでも文明の利器は使うらしい。
連絡先交換後、交流を深めるためメイド居酒屋へ繰り出す一行。
ドラゴン相手に飲み比べを挑んだ小林は、哀れ即効酔いつぶれましたとさ。
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小林さんちのメイドラゴン【第9巻】の感想と考察。
異世界との橋渡し。のエピソードにおいて、トールと小林が出会ったときの話が出てきました。
トールは当時神剣を突き立てられてこの世界に逃げ延びてきましたが、それを小林が引き抜いたことがこの漫画のスタート地点ともいえる場面です。
ですが、その時に抜いた神剣は行方知れずとなっており、トールの父はそのことについて思うものがある様子。
カンナの父との戦いで一生涯の魔法力を失った小林ですが、神剣の影響で復活もしくは何らかの変化をするんじゃないかと思います。
まとめ
以上、小林さんちのメイドラゴン【第9巻】のネタバレ・内容、感想を紹介しました。
イルルとタケの、正確にはイルルの中に生まれた「未知の感情」が無事自覚されるのを楽しみにしています。
次の巻が早く読みたいですね！
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