賢者の孫【第15巻】は2020年10月10日(土)に発売されました。
この記事では『賢者の孫』最新刊15巻のあらすじや感想（ネタバレ含む）をご紹介します。
1つ前の14巻はこちらです。
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賢者の孫【第15巻】のネタバレ・内容
盛大な魔力の暴走による大規模爆発が発生した。
包囲していた軍人たちは中に突入したシンたちを心配そうに眺める。
シシリーが心配してシンのもとに駆け付けるが、強固な魔法障壁を張っていたシンは無傷だった。
自分以外を信頼していないシンはいつも真っ先に危険に飛び込んでいきます。
そんなシンに激怒するシシリー。
シンはあたふたしながら謝ります。
オーグや他の仲間たちもシンのもとに駆け付けます。
シュトロームの内情をオーグに話すと、オーグは魔人たちを放置はできないが連合軍の維持も難しいと悩む。
魔人の脅威は皆分かっていることだが、一般兵の士気は災害級の大型魔獣により挫かれており、瓦解寸前なのである。
残った魔人を討伐しようとするが魔人の反応がない。
数分前に残った魔人ヒースとラドリーは城外に逃亡していたのである。
ラドリーは仲間の弔いのためにアールスハイドに攻め込むことを決めた。
魔人がアールスハイドに侵攻したことを知ったシンたちは急いで後を追う。
無線通信を各国に渡していなかったシンの落ち度で最善手が打てない。
魔人が向かう先には、アールスハイド王国軍もいる。
頼りになる軍だが、魔人相手では無傷では済まない。
シンはジークにーちゃんたちの身を心配し、無線機を渡し忘れていたことを後悔する。
魔人の反応を察知したジークたちは、先制攻撃を仕掛ける。
圧倒的強者の魔人に連携して対応するが、致命傷を与えることはできない。
雑魚に構ってアルティマに追いつかれては意味がないと、魔人たちは隙を見て逃走する。
逃走する方向はアールスハイドである。
危険だと理解しても軍の速度では魔人に追いつけない。
早馬でアールスハイドに魔人の接近が告げられる。
追跡しても魔人に追いつけなかったシンたちは、追跡を諦めてゲートでアールスハイドに戻る。
アールスハイド軍が魔人と交戦したと聞かされたシンたちだが、今から向かっても間に合わない。
魔人たちはアールスハイドを防衛する最後の予備兵のもとに到着していた。
一般兵では魔人に対抗できるわけがない。
一撃で蹴散らされる寸前、マーリンとメリダが現れた。
アールスハイドにはアルティメットだけではなく賢者と導師がいたのである。
格の違いを見せつけるマーリンとメリダ。
全てを捨てて魔人になったラドリーたちは引くわけにはいかない。
メリダはヒースの才能を認め、適切な師に出会えていればと惜しむ。
マーリンもラドリーの渾身の一撃を正面から受けて立つ。
決着がついた頃にシンたちが戦場に駆け付けた。
メリダのお叱りを受けて慌てふためくシンたち。
15~16歳のシンたちには失敗もあるとマーリンが仲裁する。
シュトロームたちは今回の騒動に興味はない。
それよりもかつての実験の結果がそろそろ出るのである。
ミリアの部屋を訪ねるシュトローム。
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賢者の孫【第15巻】の感想と考察。
マーリンが15~16歳のシンたちをフォローしてますが、確かに子供たちに背負わせすぎですよね。
シンが無線機を発明したことはメリダも知っているはずなので、あなたも各国に渡すように指示しなかったでしょとシンを庇いたくなります。
しかもただ忘れただけではなく、無線機が世界に広まる悪影響を考慮した上での行動ですからね。
責めるのは酷というものです。
相変わらずシンはシシリーの尻に敷かれていますが、読者的にはシンが危険とか微塵も思いません。
アレですね、シンとシシリーのイチャイチャを見せられているのですね。
傍から見ているオーグたちの気持ちが分かりますね。
まとめ
以上、賢者の孫【第15巻】のネタバレ・内容、感想を紹介しました。
王子であるオーグは責任を問われる立場なので神妙な面持ちになるのは仕方がありません。
この後、しばらくは幕間として気楽な話になると思うので息抜きして欲しいですね。
次の巻が早く読みたいです！
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