賢者の孫【第14巻】は2020年7月10日に発売されました。
この記事では賢者の孫最新刊14巻のあらすじや感想(ネタバレ含む)をご紹介します。
アルティメットマジシャンズと魔人の戦いはどのような局面を迎えるのでしょうか?
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賢者の孫【第14巻】最新刊のネタバレ・内容
全世界共通の脅威”魔人”が集団で発生し、その集団が跋扈する”旧帝都”へ魔人掃討作戦と銘打ち、全世界連合軍と作戦の要、”アルティメット・マジシャンズ”が進軍。
そして、魔人の拠点の一つの砦を発見するところから始まる。
砦を発見した連合軍は、砦に攻め込むため集結を開始する。
そこで見たものは襲撃を受け、跡形もなく荒廃した街だった。
改めて魔人の残虐性と脅威を認識し、討伐の意思を固めることとなる。
一方、連合軍に潜入している魔人も手を打ち、長官に洗脳を行い、作戦の乱れを誘発していた。
作戦の決行は夜明け前、”アルティメット・マジシャンズ”の12名が砦へ潜入し魔人の掃討を開始する。
万が一魔人の逃亡が確認できた場合、周囲に配備した連合軍がそれを阻止する流れとなっていた。
しかし、洗脳を受けた長官とその部下は作戦を無視し、功績を上げるためその前に行動をを開始してしまう。
砦に潜入を開始した長官は砦の閉じていた門を不審がるが構わず作戦を続行する。
不意を突いた攻撃で切りかかるも、攻撃を防がれ、魔人の方にも動きは補足されていたことを知る。
魔人に包囲され逃げ場は無くなっていた。
戦闘は素人としか見えない魔人にすら敵わず、改めて戦闘力の差を知った。
そして明らかに格上の魔人が出てきて、己の過ちに気付いた。と同時に”アルティメット・マジシャンズ”の実力も認め、残りを彼らに託し、絶命してしまう。
その僅かな戦闘音を聞き逃さなかった”アルティメット・マジシャンズ”のリーダー”シン”が異常事態と捉えた。
そして連合軍から砦の戦闘について知らされ、予定より早く従来の作戦を開始することになる。
砦に攻め入り、戦闘力の低い魔人の掃討から始めていく。
進撃していくにつれ、格上の魔人とも出くわし、それぞれ激しい戦闘へと発展していく。
民間人から魔人に成った者とは違い、元ハンターだった魔人は彼らに少しずつだが確実にダメージを与えていた。
今まで魔人を圧倒していた”アルティメット・マジシャンズ”だったが、強い魔人を前に、改めて覚悟を決め、戦闘に臨んでいくようになった。
苦戦を強いられていたが、過去の戦闘や訓練からの教訓を活かし、魔人をわずかに押していく。
討伐に成功するしたものもいたが、戦闘が不利と判断し、逃亡を図る魔人もいた。
その一つの戦闘で魔人に問いをぶつけた。
「平民に無理を強いていた貴族に恨みを持つのはわかる。けどなぜ魔人に成ったからと平民に手をかけられたのか?」と。
返答は「感覚」とのことだった。
「命を奪うのに何の抵抗もない。所詮単なる人間だから」と。
メンバーの一人”マリア”は魔人を倒す理由を明確に持つようになった。負けたくない気持ちも。
討伐後、人間として大切なものの感情を持っていたはずの魔人に「悲しい存在」と言い放った。
討伐された魔人も「悲しい存在」というのにも同意していて、息も絶え絶えに自分の過去を仲間の魔人へと語った。
それを聞いた魔人は討伐された魔人のやり残したことについて「引き継いでやる」と意思を固めた。と同時にもう一人聞いていた魔人が作戦の変更を申し出た。
”シン”が討伐した魔人からは、魔人騒動の主犯”シュトローム”とはすでに袂を分かっていた事実を聞いた。
そこから連想し、過去の各国襲撃事件についての考察を行う。が、討たれた魔人が最後の力を振り絞り、”シン”を道連れにしようと自爆を図る。
”シン”が周囲の仲間に被害が出ないようとどめを刺そうとするが、近距離で爆発を受けてしまったのであった。
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賢者の孫【第14巻】最新刊の感想
この巻に至るまでは異世界転生系らしく、主人公一行が魔人を討伐していました。
しかし今回はそればっかりといかず、苦戦を強いられる場面があり、今までの訓練が活かされその状況を打破する描写もあって、読者の一人としては面白かったと思います。
また敵である魔人の過去が語られ、魔人側にも感情移入してしまうものもあり、それを知らない他国の軍が討伐のみを行うのは少しもやもやが残る部分でもありました。
今後この魔人たちの過去や思いがどのように連合軍に伝わるのか、それともそのことは知られずに討伐のみ行われてしまうのかと気になるところです。
まとめ
以上、賢者の孫【第14巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。
最後に”アルティメット・マジシャンズ”のリーダー”シン”(主人公)が爆発に巻き込まれた描写がありました。
シンが重傷を負って連合軍の戸惑いが大きくなるなど、もっと波乱に満ちた展開になって欲しいと思います。
次の巻が早く読みたいですね!
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