夜桜さんちの大作戦【第78話】は2021年4月12日発売の週刊少年ジャンプ2021年19号に掲載されました。
この記事では最新話【第78話】『アイとミズキ』のネタバレを含むあらすじと感想をご紹介します。
前回の話をまだ読んでいない方はこちらから先にご覧ください。
この先、ネタバレの内容を含みます。
夜桜さんちの大作戦【第78話】最新話のネタバレ・あらすじ
タンポポの綿毛のような力を開花させた七悪は、ミズキの毒や空間に満ちていたガスも吸収していきます。
「適応」の能力をもつ七悪は毒も環境も自分に取り込むことで、最適化されるのだとミズキに説明するのでした。
研究体たちは一見、志願者に見えるけれど裏で皮下がそうなるように画策しているのだと知った七悪。
適応できるはずの環境を奪い自分に依存させる支配だ、と続けるのでした。
他人に寄り添ってもらうことで適応する力を発揮できるのだと七悪は、太陽の姿を見て感じていました。
ここはその力を奪う歪んだ場所、存在してはいけないんだ、と。
ミズキの体内の葉桜すら浄化を始めた七悪にかなわない、と倒れるミズキ。
そこにアイと戦っていた翠たちが叫びかけます。
アイが倒れ痙攣を始めてしまったのです。
葉桜の活性化ショックに耐え切れずに寿命を迎えてしまったのだ、とかつて実験体だった翠と王牙が言うのでした。
七悪はアイの死を止めようと、自分の力で葉桜を中和しようとします。
しかしアイの体にはだんだんヒビが入ってきてしまうのでした。
それではダメです、と倒れていたはずのミズキがアイの手をそっと握ります。
自分の葉桜を注入すれば夜桜の力と均衡がとれて中和できるというミズキ。
七悪は、ミズキが葉桜の力をすべて失ったら死んでしまうと止めようとしますがその声をさえぎってミズキが話し始めます。
似てたんですよ、死んだ娘に、と。
だから魔がさしてしまった、とミズキはアイと出会った日のことを思い出すのでした。
アイを虐待していた親を自らの力で殺したミズキ。
娘の面影を重ねちゃったか、と茶化す皮下にミズキはさっさと適合者を回収しましょうと淡々と返すのでした。
実験体として周りになじみ始めたアイを見つめるミズキは、隣に立って笑う皮下の残虐さに気づいていました。
実験体を処分しようとした皮下を止めたアイを見つめる皮下の冷酷な瞳から守るために、わざとアイがおびえるように頭に手を置いて制止したミズキ。
母親に虐待されていたアイは、頭に手を置かれることがトラウマになっていたのです。
私がこの子を日かげに引きずり込んでしまった、光のもとに返してあげてください、とミズキは七悪に頼むのでした。
そんなミズキの手をそっと握り返したアイは、だめ、と止めようとします。
ミズキは優しい声でお別れです、と告げるのでした。
ミズキさんの手、ちっともこわくないから、と涙ながらに話すアイの目の前でミズキの体は崩れ落ち砂となって消えてしまいます。
涙を流すアイの手を握りながら、七悪は現状を太陽に報告するのでした。
太陽の目の前で、皮下は笑いながらたった一人のために死ぬなんてバカだな、と軽蔑したように言います。
四怨から起爆システムと皮下の接続を遮断した、と連絡が入ったことで太陽は皮下に攻撃を始めるのでした。
そうやって人の命を笑えるのも、今日が最後だ、と。
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夜桜さんちの大作戦【第78話】最新話の感想
アイとミズキの関係性が思ったよりも深くて、とても悲しい展開になってしまいました。
ミズキの優しさが強調される一方で、より冷酷さを増している皮下。
太陽の攻撃にも薄ら笑いを浮かべていましたし、まだまだ底が見えない状態ですね。
夜桜家の父親である夜桜百も姿を現していないですし、油断できない展開が続きそうです。
まとめ
以上、夜桜さんちの大作戦【第78話】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次号も見逃せませんね。
次回の夜桜さんちの大作戦【第79話】は2021年4月19日発売の週刊少年ジャンプ2021年20号に掲載予定です。
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