夜桜さんちの大作戦【第77話】は2021年4月5日発売の週刊少年ジャンプ2021年18号に掲載されました。
この記事では最新話【第77話】『社会』のネタバレを含むあらすじと感想をご紹介します。
前回の話をまだ読んでいない方はこちらから先にご覧ください。
この先、ネタバレの内容を含みます。
夜桜さんちの大作戦【第77話】最新話のネタバレ・あらすじ
皮下が待ち受ける扉の前にやってきた太陽と凶一郎は、構えろ、という凶一郎の指示のもとに力を込めます。
２人の技が炸裂して、強固な扉が崩れ落ちた先には余裕の表情を浮かべた皮下の姿がありました。
列車ではハクジャが世話になったな、と笑う皮下の挑発に乗るなと言う凶一郎。
四怨からの情報で、皮下と爆破システムがリンクしていると知っていたのです。
皮下の体にダメージが入るとアジトが吹っ飛ぶというのでした。
種まき計画がうまく行くなら死んでもかまわないし、念のためもう一つ足止めを用意しているという皮下はモニターにボロボロになった七悪を映し出すのでした。
基地と俺がくたばるのが先か、おたくの末っ子くんが先かあてっこしてみるか、と。
七悪の前に立ちふさがっていたのは、ミズキとアイでした。
七悪は実験体を先に逃がして、壁となっていたのです。
しかしミズキの出すガスによって、七悪や逃げたはずの実験体も動けなくなってしまっていました。
七悪の力によって空気中のガスを中和させることはできますが、アイの攻撃でそれをも阻止されてしまっていました。
戦う理由がない、と傷つけられてもなお説得を試みる七悪。
元の体に戻せるし社会復帰も支援する、と言う七悪の言葉をミズキは一笑するのでした。
私は社会に家族を殺された、と。
化学工場の土壌汚染によって病気になった妻と子供を失ってしまったミズキは、裁判を起こすものの、大企業相手に勝つことはできませんでした。
社会は我々を拒みました、と淡々と続けるミズキ。
自らも病に侵されてしまったミズキの前に皮下が現れたのでした。
居場所を失った自分たちを救おうなどと思いあがるな、とミズキは七悪を攻撃します。
内から壊される痛みを教えてあげましょう、と七悪を追い詰めるミズキの姿をモニター越しに見せつけてくる皮下。
このまままた弟が死ぬのを見るか、今すぐ俺に手を出し皆で死ぬか好きな方を選んでくれ、と皮下は太陽を挑発します。
太陽は挑発に乗らずに、お前と戦っているのは俺だけじゃない、ここからは俺たちが相手だ、と剣を構えなおすのでした。
太陽の言葉通り、ピンチの七悪の前にヒナギクの翠と王牙が現れてミズキを攻撃します。
予定通りだよ、と感謝を述べる七悪。
他の場所にも警察やスパイ協会の仲間たちが駆けつけていました。
捕縛していたヒナギクの鎖を力づくでほどいたアイは、２人を相手にしてもひくことがありませんでした。
自分の現状を理解しつつも、アイはここにしか居場所がないと感じていたのです。
親から虐待を受けていた記憶を思い浮かべながら、アイは涙ながらに、アイさんのおうちとらないで、と攻撃を続けるのでした。
七悪はアイの変身能力を見抜くと、これで開花に集中できる、と太陽に無線で話しかけます。
最前線に立ってくれる兄ちゃんたちを支えるのが、弟の仕事だ、と七悪は夜桜の血を開花させるのでした。
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夜桜さんちの大作戦【第77話】最新話の感想
やはり悲惨な過去を背負っていたミズキとアイ。
特にアイは、ヒナギクの翠と王牙を相手にしても圧倒しているあたりが必死さを感じさせて可哀想でしたね。
そんな二人の相手をする七悪もまたとてもやさしい性格ですし、どんな開花を見せるのか次回も気になります。
まとめ
以上、夜桜さんちの大作戦【第77話】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次号も見逃せませんね。
次回の夜桜さんちの大作戦【第78話】は2021年4月12日発売の週刊少年ジャンプ2021年19号に掲載予定です。
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