パパと親父のウチご飯【第11巻】は2019年9月9日(月)に発売されました。
この記事ではパパと親父のウチご飯最新刊11巻のあらすじや感想（ネタバレ含む）をご紹介します。
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パパと親父のウチご飯【第11巻】最新刊のネタバレ・内容
清一郎がパパのためにケーキを作ったり、竜也が友達のために成長したりする話です。
清一郎は、友達からパパの誕生日にお祝いをした、と聞いて自分もやりたいと考えます。
そこで一緒に暮らす愛梨のパパである千石にパパの誕生日を聞くと、来週ということが発覚し、ケーキを作りたいとねだりました。
それを聞いた千石が、お世話になっている料理教室に相談した結果、小さな子供である清一郎たちにも作れるケーキがあるということで、清一郎と愛梨はケーキ係、千石は家で誕生日パーティのご飯を作ることに。
そして料理教室で教えてもらいながら、二人はロールケーキを作って、しっかり飾りつけまでを済ませます。
そこまでして、家に帰ることになるのですが清一郎は、自分たちの作ったケーキを自分で運びたいという気持ちが強かったらしく、自分で持って帰ろうとします。
途中まではよかったのですが、帰宅途中、清一郎がよそ見をしてしまい――転んでしまいました。
ケーキの飾りつけも崩れ、泣きながら帰宅します。
そんな清一郎に千石は、「清一郎が気持ちを込めて作ってくれたのだから大丈夫」と励ましますが、清一郎は泣き止んでくれません。
そうしていると、清一郎たちと一緒に帰ってきていた料理教室の先生の妹が、姉に連絡を、と千石に頼みます。
そしてやってきた料理教室の先生は、崩れたケーキに苦笑しつつも、はっきり「大丈夫」と告げ、崩れた部分があまり見えないよう飾りつけを工夫して、また、しっかりトッピングをしていきます。
その結果、無事に作られたケーキはパパに喜んでもらい、清一郎も喜びました。
竜也は昔バスケをしていたのですが、怪我をしてバスケの道を断念し、今は整骨院を営んでいる千石のもとで働いています。
ただ、整骨院の仕事はやりたい、というよりもお金を稼ぐためにしている、という形でした。
そんな中、バスケを続けている友人が怪我をして、その痛みが引かないということを聞いて、千石に相談、診てもらいます。
幸い、友人は大きな怪我ではなかったのですが、竜也はやりたいこと（バスケ）にまっすぐな友人を見て、ただ、ちゃらんぽらんに生きている自分の人生に疑問を覚えます。
そして、怪我のリハビリを頑張る友人を見て、選手を支えられる整体師になりたいという夢を抱けるようになり、千石に相談します。
しかし千石でもどうしようもない部分もあるということで、整体に関して学校に通って学ぶという道を選びました。
ただ『働いていただけ』から夢を抱いて、それに向けて走っていく青年の成長の話でした。
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パパと親父のウチご飯【第11巻】最新刊の感想
まず、パパの誕生日を祝いたいという清一郎に、ほほえましさを感じました。
そして、いろいろと手伝ってもらってやっと作ったケーキを転んで崩してしまった切なさ、それを何とかしたいと思う様子に、子供の成長のすごさを感じました。
子供は、こうやって成長していくんだな、と。
竜也の話も、自分ができないことを友人がやっているということを素直に応援できるあたりは、いいと思いました。
人によっては、「自分はもうできないのに」と少し恨みに思うこともあるかもしれない。
それでも応援できるあたり、竜也はいい子だな、と思いました。
まとめ
以上、パパと親父のウチご飯【第11巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。
今回清一郎がとても頑張ったので、次は愛梨が父である千石のために何かするような話が来てほしいですね。
それにしても、読んでいるとお腹が空いてくる作品です。
次の巻が早く読みたいですね！
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