私の正しいお兄ちゃん【2巻】最新刊のあらすじ・ネタバレと感想・考察を紹介!

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マンガコミックス最新刊のネタバレ内容と感想考察 感想・ネタバレ
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私の正しいお兄ちゃん【第2巻】は2019年8月9日(金)に発売されました。

この記事では私の正しいお兄ちゃん最新刊2巻のあらすじや感想(ネタバレ含む)をご紹介します。

 

続きの3巻はこちら

 

最新刊、最終巻はこちらです。

 

この先ネタバレの内容を含みますが、「やっぱり文章ではなく漫画として読みたい!」という方は下のリンクで読む事ができますのでお試し下さい。

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私の正しいお兄ちゃん【第2巻】最新刊のネタバレ・内容

内田海利が殺した相手は、兄だった。

幼い頃に生き別れになっていたお兄ちゃん。

いつか再会することを夢見て生きてきたのだ。

 

木崎理世は、ほのかにともった海里への恋心が、憎しみにかわるのを感じた。

彼を捕まえなければ。

利世は、海里にさとられないように、演技をする。

 

勤め先のスーパーでアルバイトしていた利世。

殺人を犯した罪悪感から、眠るコトもできなくなっていた海利だったが、彼女と一緒にいると何故か、眠りにつくことができた。

 

何度か肩をかしてもらっているうちに、彼女に恋心を抱くようになっていた。

殺した相手の妹だと知らないまま、彼は自分の罪を彼女に告白したのだ。

真実を知ってしまった利世は、彼の孤独を受け入れたフリをする。

 

しかし、彼への憎しみはつのり、ある日彼の首に手をかける。

しかし、目が覚めた海利に後ろから抱きしめられ、こころがトキメいてしまう。

 

兄が亡くなっている可能性を教えてくれたのは、同じアパートに住む刑事立花だった。

若い男性の刑事だ。

海利への恋心と憎しみに揺れ、苦しむ利世は、立花に八つ当たりをする。

なぜ、兄を探したのかと。

 

立花が、スーパーへ買い物にやって来た。

海利と一緒にいた利世に、話があると警察手帳をみせる立花。

 

青ざめる二人だったが、少年課の仕事だった。

家出をしていた少女が目の前にいたのだ。

 

三人が見守る中、声をかけてきた男に少女が付いて行こうとする。

それを止めようとした海利は男に殴られ、割って入った立花がその場をおさめる。

海利は、どうして、そんなに無茶をするのかと、立花にどなられるが、海利は自分は間違ってないと主張する。

 

県の教育委員会の教育長の息子だった海利は、教師からの信頼も厚い優等生だった。

しかし、彼の父が犯した罪を隠蔽してしまい、ひとりの女性教師を助けることができなかったため、高校を中退してしまった。

その時の後悔が、彼を正義感の強い人間にしてしまったのだった。

 

「海利さんはどうして、その人を殺したんですか。」

その日は、利世を抱きしめるだけの海利だったが、後日、理由を話すのだった。

 

利世の兄であるマサキは、利世の記憶にあるお兄ちゃんとは全く別の人間だった。

髪を染め、ピアスをしていた。

定住をもたず、フラフラしていた彼は、盗みも平気でしていたようだ。

境遇の似ていた海利とは親しくしていて、よく泊まりに来ていた。

 

彼が殺された晩、彼は、海利の部屋で女性をレイプしていたのだ。

その現場に出くわしてしまった海利は、強い正義感にかられ、マサキを殺してしまったのだと。

 

利世は、思い出の中の兄が全くの偶像だと知らされたが、彼の話を信じることができなかった。

自分の殺した相手が彼女の兄だと知らない海利は、殺人犯の言うコトだから、信じてもらえないのだと思うのだった。

 

利世がスーパーに出勤すると、海利が仕事を休んでいた。

利世は、自分に信じてもらえなかったから、海利は、逃亡してしまったのだと思い、ショックをうける。

さらに、立花刑事から、兄の3年前の写真をみせてもらい、海利の言っていたことが本当だったと知る。

 

兄の死を実感してしまった利世は、海岸でひとり、泣き崩れるのだった。

そこへ、海利からの電話が・・・

そして、海岸にあらわれる海利。

 

海利は、富山に行っていた。

マサキの知人に、彼がどういう人間かを確認してきたのだ。

映像に写っていた彼らは、口をそろえて、マサキを極悪人だと証言していた。

「これで、僕を信じられる?」

利世の瞳から、涙があふれる。

「ごめんなさい。」

優しく慰める海利に、利世は彼に抱きつき、浅瀬で二人はキスをするのだった。

 

 

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私の正しいお兄ちゃん【第2巻】最新刊の感想

タイトルからは、全く想像のつかないストーリーだ。

てっきり、兄と妹のほのぼのな物語かと思っていたら、肝心の兄は、もうすでに他界していた。

しかも、かなりの極悪人。

殺さなければ、海利も裏切られていたであろうことが、推測される。

 

お兄ちゃんが酷い人間であることには、がっかりしたが、幼少期の生い立ちには、同情する。

 

普通の家庭で育ったのであれば、優しい兄であったであろう。そんな彼に出会ってしまった海利もまた、不幸な人生である。

 

利世と海利。

 

何事もなく出会った二人であれば、お互いに引き合い、優しい恋愛ができたことだろう。

ふたりは、お似合いのように見える。

人間臭さや、ミステリー要素があって、面白い。

 

まとめ

以上、私の正しいお兄ちゃん【第2巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。

ドラマ化されてもいいかな、と思う作品です!

 

次の巻が早く読みたいですね!

 

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