私の正しいお兄ちゃん【第2巻】は2019年8月9日(金)に発売されました。
この記事では私の正しいお兄ちゃん最新刊2巻のあらすじや感想(ネタバレ含む)をご紹介します。
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私の正しいお兄ちゃん【第2巻】最新刊のネタバレ・内容
内田海利が殺した相手は、兄だった。
幼い頃に生き別れになっていたお兄ちゃん。
いつか再会することを夢見て生きてきたのだ。
木崎理世は、ほのかにともった海里への恋心が、憎しみにかわるのを感じた。
彼を捕まえなければ。
利世は、海里にさとられないように、演技をする。
勤め先のスーパーでアルバイトしていた利世。
殺人を犯した罪悪感から、眠るコトもできなくなっていた海利だったが、彼女と一緒にいると何故か、眠りにつくことができた。
何度か肩をかしてもらっているうちに、彼女に恋心を抱くようになっていた。
殺した相手の妹だと知らないまま、彼は自分の罪を彼女に告白したのだ。
真実を知ってしまった利世は、彼の孤独を受け入れたフリをする。
しかし、彼への憎しみはつのり、ある日彼の首に手をかける。
しかし、目が覚めた海利に後ろから抱きしめられ、こころがトキメいてしまう。
兄が亡くなっている可能性を教えてくれたのは、同じアパートに住む刑事立花だった。
若い男性の刑事だ。
海利への恋心と憎しみに揺れ、苦しむ利世は、立花に八つ当たりをする。
なぜ、兄を探したのかと。
立花が、スーパーへ買い物にやって来た。
海利と一緒にいた利世に、話があると警察手帳をみせる立花。
青ざめる二人だったが、少年課の仕事だった。
家出をしていた少女が目の前にいたのだ。
三人が見守る中、声をかけてきた男に少女が付いて行こうとする。
それを止めようとした海利は男に殴られ、割って入った立花がその場をおさめる。
海利は、どうして、そんなに無茶をするのかと、立花にどなられるが、海利は自分は間違ってないと主張する。
県の教育委員会の教育長の息子だった海利は、教師からの信頼も厚い優等生だった。
しかし、彼の父が犯した罪を隠蔽してしまい、ひとりの女性教師を助けることができなかったため、高校を中退してしまった。
その時の後悔が、彼を正義感の強い人間にしてしまったのだった。
「海利さんはどうして、その人を殺したんですか。」
その日は、利世を抱きしめるだけの海利だったが、後日、理由を話すのだった。
利世の兄であるマサキは、利世の記憶にあるお兄ちゃんとは全く別の人間だった。
髪を染め、ピアスをしていた。
定住をもたず、フラフラしていた彼は、盗みも平気でしていたようだ。
境遇の似ていた海利とは親しくしていて、よく泊まりに来ていた。
彼が殺された晩、彼は、海利の部屋で女性をレイプしていたのだ。
その現場に出くわしてしまった海利は、強い正義感にかられ、マサキを殺してしまったのだと。
利世は、思い出の中の兄が全くの偶像だと知らされたが、彼の話を信じることができなかった。
自分の殺した相手が彼女の兄だと知らない海利は、殺人犯の言うコトだから、信じてもらえないのだと思うのだった。
利世がスーパーに出勤すると、海利が仕事を休んでいた。
利世は、自分に信じてもらえなかったから、海利は、逃亡してしまったのだと思い、ショックをうける。
さらに、立花刑事から、兄の3年前の写真をみせてもらい、海利の言っていたことが本当だったと知る。
兄の死を実感してしまった利世は、海岸でひとり、泣き崩れるのだった。
そこへ、海利からの電話が・・・
そして、海岸にあらわれる海利。
海利は、富山に行っていた。
マサキの知人に、彼がどういう人間かを確認してきたのだ。
映像に写っていた彼らは、口をそろえて、マサキを極悪人だと証言していた。
「これで、僕を信じられる?」
利世の瞳から、涙があふれる。
「ごめんなさい。」
優しく慰める海利に、利世は彼に抱きつき、浅瀬で二人はキスをするのだった。
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私の正しいお兄ちゃん【第2巻】最新刊の感想
タイトルからは、全く想像のつかないストーリーだ。
てっきり、兄と妹のほのぼのな物語かと思っていたら、肝心の兄は、もうすでに他界していた。
しかも、かなりの極悪人。
殺さなければ、海利も裏切られていたであろうことが、推測される。
お兄ちゃんが酷い人間であることには、がっかりしたが、幼少期の生い立ちには、同情する。
普通の家庭で育ったのであれば、優しい兄であったであろう。そんな彼に出会ってしまった海利もまた、不幸な人生である。
利世と海利。
何事もなく出会った二人であれば、お互いに引き合い、優しい恋愛ができたことだろう。
ふたりは、お似合いのように見える。
人間臭さや、ミステリー要素があって、面白い。
まとめ
以上、私の正しいお兄ちゃん【第2巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。
ドラマ化されてもいいかな、と思う作品です!
次の巻が早く読みたいですね!
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