凪のお暇【第6巻】は2019年9月13日に発売されました。
この記事では凪のお暇最新刊6巻のあらすじや感想（ネタバレ含む）をご紹介します。
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凪のお暇【第6巻】最新刊のネタバレ・内容
ネタバレ普通のＯＬとして親や彼氏、同僚の望む姿を演じ続けてきた主人公 凪。
ひょんなことから会社を退職し人生の「お暇」をいただきます！と、社会人生活のすべてをすて、ボロアパートから再出発して早数か月。
暑かった季節も過ぎ、元カレの慎二や不思議な隣人ゴンさん、同じアパートの住人やバイト先のスナックの人たちとの出会いや別れを繰り返し冬を迎えた。
凪にはこのお暇の終わりが感じられていた。
以前よりも前向きになんでもできるようになった。
苦手な運転もできるようになったし、スナックでの苦手なお客さんにもうまく返せるようになった。
時を同じくして、転職仲間の坂本さんの就職先が決まった。
また坂本さんの人生も少しずつ明るい方へ変わり始めていた。
そんな姿を見て凪は本格的に転職活動をすることを決意した。
しかし、そんな凪の想いとは裏腹に、周囲の人たちは凪の心配をしている。
アパートの住人で凪のよき理解者であるみすずさんがいうには
「悪い意味でこなれてきたっていうか」
それを暗示するように凪に不穏な足音が忍び寄る。
ずっと避け続けてきた凪の母親、夕が凪のもとを訪ねてくるというのだ。
そんな現実を見ないふりしてお暇を強制終了させようとしていた凪。
転職活動もうまくいかないが、全てを無理やり前向きに考えようとしていたのだ。
そんな時、みすずの娘であるうららちゃんと遊んでいた時の事。
うららちゃんといつものように手編みで作品を作っており完成が近づいたとき、うららちゃんが自分の編み初めの部分が失敗していることに気づいた。
凪はそんなこと気にしなくていいと言おうとしたが、うららちゃんはせっかく完成間近までこぎつけた毛糸の作品を一気にほどき始めた。
それをきっかけに凪は気づき始める。
母親の上京に合わせてお暇を強制終了させようとしていたことを。
そんな自分にショックを受け人生初の家出を決行。
行きついた先は一階上にスライドしただけの同じアパートの住人の吉永さんのお部屋だった。
吉永さんの部屋の隅々にちりばめられたすてきなものたち。
吉永さんの豊かさに気づく。
吉永さんと映画をみながら吉永さんの映画論を聞く。
そこで吉永さんがこんな映画だけは嫌だという。
それは「見えない大きな力に体裁を整えさせられた映画」
それを聞き凪は自分自身結局体裁だけを整えて、また同じことを繰り返すところだったことに気づく。
目をつぶって無理やり前向きに思い込んでしていた転職活動のスピードも緩め、落ち着きを取り戻す凪。
しかし迫る母親の上京日。
ふと母親の歩んできた人生を想像するが何も思い浮かばない。
夕は田舎での窮屈な暮らしの中で空気を読みながら静かに暮らしていた。
だからこそ凪に期待とプレッシャーをかけ、自分を助け出すように念じていたのだ。
そして母親の上京日。
様々な人の助けを経て、完璧な『母親撃退プラン』を用意し、そこにはスナックの常連の桃園さんを彼氏の代役にするという計画も含まれていた。
いざ母親を前にすると怖気づいてしまう凪であったが、うまくかわし続け、そして迎えた彼氏との面会・・・
と思いきや、そこに現れたのは桃園さんではなく本当の元カレの慎二であった。
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凪のお暇【第6巻】最新刊の感想
凪のお暇が強制終了するのかと思いきや、周りの人に心配されてきっかけをもらって引き戻されて、ちゃんと元ある所に戻れた凪に安堵した。
それも凪のこれまでの頑張りや思いを周りの人が感じ取って動いた結果であるから、結局は凪の力できちんと自分を取り戻したのだと感じた。
またゴンさんが凪への感情を自覚し始めている所は見ていてやきもきするが面白い。
今回また慎二が出てきたことで、今後どのような展開になるのか非常に楽しみである。
まとめ
以上、凪のお暇【第6巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。
慎二とよりを戻すようなきっかけになるのか、それとも恋心を自覚し始めているゴンさんの元へ行くのか揺れる凪を見てみたいと思います。
次の巻が早く読みたいですね！
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