薬屋のひとりごと【8巻】最新刊のあらすじ・ネタバレと感想・考察を紹介!

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マンガコミックス最新刊のネタバレ内容と感想考察 感想・ネタバレ
この記事は約6分で読めます。

薬屋のひとりごと【第8巻】は2020年6月24日(水)に発売されました。

この記事では薬屋のひとりごと最新刊8巻のあらすじや感想(ネタバレ含む)をご紹介します。

 

この先ネタバレの内容を含みますが、「やっぱり文章ではなく漫画として読みたい!」という方は下のリンクで読む事ができますのでお試し下さい。

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薬屋のひとりごと【第8巻】最新刊のネタバレ・内容

花街の花、妓女の身請けから物語は始まる。

身請けとは喜ぶべきものであり、他の妓女たちは見送りの舞を踊り夜通し宴を続ける。

此度の宴は特に豪華で、七日七晩宴を続け、それも高級店として名高い緑青館の秘された花を変わり者として名高い軍師が身請けしたと言うことも相まって宮中ではその話題で持ちきりだった。

 

そんな宴を眼下に堀にのぼった猫猫は舞を踊る。

珍しく着飾った服装で身請けされた妓女を見送る舞を。

当人は病で長くない女よりも梅梅を身請けしておけばよかったのに、覚えの悪い自分に根気強く教えてくれた梅梅の為に舞いたかったと思いつつ舞い続けた。

 

ふと視線をやると間近に壬氏が立っていた。

驚きにバランスを崩し堀から転落しそうになる猫猫を支えつつも何をしているのかと問う壬氏。

堀に女がのぼったのを見た衛兵がたまたま猫猫の顔を知っていて壬氏まで報告しに行ったのである。

見つからないようにやっていたつもりの猫猫であったが周りにはそうは見えなかった。

素直に身請けされた妓女の見送りの舞をしていたことを明かすも、その妓女がどんな女であるかは明かさない猫猫。

ふと見ると再び足の傷から出血が見られた。

驚きはしたものの慣れた調子の猫猫だったが壬氏はそんな猫猫を抱き抱え堀から降りる。

そのまま抱えて移動する最中猫猫が壬氏に言っておかなければならないことを思い出した。

とても大事なことで人に見られてはまずいことと言われて動揺する壬氏。

 

意を決して話を聞くとそれは報酬である牛黄の要求

固まる壬氏に一切気付かず言葉を続ける猫猫に照れ隠しの頭突きを食らわすのであった。

 

後日壬氏の体調不良が噂される。

方々から珍しい薬などを買いあさっているのだと。

猫猫は事情を察し、気長に待つことを覚悟した。

 

壬氏は幼少の頃の夢を見る。

宮中にて母に連れ立って移動している時に見知らぬ老人と老婆に関わったことを。

当時は分からなかったもののその老人が父で老婆が祖母、父と思っていた人物が兄であったことを後に知らされる。

夢を振り払うように剣舞をして切り替えようとするが悪夢の後には嫌なことが起きると注意する壬氏。

自分の真実を話せないことにもどかしさを感じながら。

 

医局では猫猫が蒸留器を使って香油を作っていた。

壬氏がその香りに誘われて色々な話を聞く。

翡翠宮で行わない理由は玉葉を心配しての行為だった。

香油の中には堕胎の効果を持つものもある。

その為医局にて作業をして、一緒に消毒に使える高濃度アルコールも生成していた。

 

そんな中、猫猫宛に荷物が届いた。

壬氏に見られない様に下着と嘯くも男二人で持たねばならぬ下着とは?とのツッコミに合えなく露見。

中身は性の手解き書であった。

妃の為に仕入れていたものを更に販路を拡大すべく取り寄せたのだがタイミング悪く見つかってしまった。

しかし予想外に壬氏からお目こぼしを頂く。

その代わりに版元を紹介しろとのこと。

何かを思いついたような壬氏であるがそれが何かは明かされなかった。

 

その答えはすぐに明かされる。

識字率の高くない宮女達に大衆小説に興味を持たせ、写本を促し識字率を高めようとしたのだ。

字を扱えるとなると奉公期間が終わっても仕事の幅が広がる。

小蘭を含め宮女達は積極的に文字に関わるようになっていった。

 

場面は変わり公主の散歩に同行することになった猫猫。

薬草などの知識を与えてほしいとの玉葉の願いであった。

散歩中に猫の鳴き声に反応し一人走り出す公主、追いつくとそこには見慣れぬ宮女が。

慌てて前に躍り出るとそれは子猫を渡そうとしているだけであった。

猫を受け取り皇帝から直々に面倒を見る様に指示された猫猫。

猫好きの心理を理論的に壬氏に説明すると、思う所があった壬氏は何かを掴んだような顔をした

そして猫に官職が与えられたことを告げる。

医局のネズミ捕り「盗賊改」毛毛(マオマオ)であると。

 

翡翠宮で荷物を整理して隊商が来ることに備える宮女達。

今回は異国からの特使も近々来るとのことで大規模になるらしい。

小蘭と回っていた猫猫は猫をくれた宮女・子翠と再会する。

三人を伴い医局で猫を見に行きお茶をすることになり、そこで子翠の虫のスケッチを見て共感する二人。

外野はそんな二人を似た者同士と評するのであった。

 

隊商からの品を見て疑惑を持った猫猫。

様々な香油、頼んでいないのに妊婦が好むゆったりとした服を送られたことに。

どれも流行の品だと言うことで流行に敏い水晶宮を襲撃し宮女達から無理やり匂いを嗅いで裏を取った猫猫の元に壬氏が現れ苦言をこぼす。

しかしこの行動は玉葉の安否の為であり、毒白粉と似ていると注意を促すのであった。

 

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薬屋のひとりごと【第8巻】のネタバレをご紹介しましたが、やはり絵と一緒に読んだ方が断然!面白いですよ。

 

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薬屋のひとりごと【第8巻】最新刊の感想

相変わらず日常を過ごしていると思ったらそこかしこに伏線を張ってきてそれが徐々に露わになっていくのがたまらなく面白い作品です。

壬氏もいよいよ猫猫に翻弄されて行き、二人の関係もどうなるのかがとても楽しみです。

これから玉葉の出産まではこの様な陰謀のやり取りが行われつつもどう犯人を見つけていくのかが焦点になると思われるので、それらのミステリーな面を楽しみつつ猫の様な猫猫に翻弄される背伸びした壬氏を楽しんでいきたいと思います!

 

まとめ

以上、薬屋のひとりごと【第8巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。

壬氏が自分の出生を明かし、それに対して巻き込まれたくない猫猫をどうにか繋ぎとめるなどの二人の変化を読んでみたいと思います。

次の巻が早く読みたいですね!

 

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