暁のヨナ【第32巻】は2020年4月20日(月)に発売されました。
この記事では暁のヨナ最新刊32巻のあらすじや感想（ネタバレ含む）をご紹介します。
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暁のヨナ【第32巻】最新刊のネタバレ・内容
高華国と同盟を結ぶことになったヨナ達一行は、緋龍城に帰還。
さっそく四龍の力を民に見せるための、武術大会が開かれます。
キジャ対ジュド、ジェハ対グンテの試合が始まるが、キジャとジェハは大暴れ。
会場を壊す勢いで戦います。
それは、シンアとゼノのが大会に出場して、能力がばれるのを防ぐための優しさだったのでした。
思惑通り、会場が壊れてしまったため、武術大会は中止。
四龍とヨナ、ハクは別々に過ごすことになりました。
ハクはヨナの専属護衛を立場を取り戻すため、一兵士から、実力で成り上がることを決めます。
高華国の兵である空の部族軍に入隊し、明らかに身分はバレながらも新兵として、訓練に参加します。
ところが、配属された軍は、雑用ばかりの末端軍。
訓練どころではありません。
しかし、そんな中でもてきぱきと雑用をこなし、訓練する様子をみて、周りの兵士の士気も上がります。
危険な存在として認識されるハクですが、そうした姿は、見るものを惹きつけます。
外での雑用の時、一羽の鷹がハクの元へ。
グルファンという名前のこの鷹は昔、スウォンとハク、ヨナが３人で遊んでいたころから、大切にしていた鷹なのでした。
ハクが城を去ってからは、スウォンの元にしか寄り付かなかったグルファンですが、久々に戻ってきたハクを見つけて、嬉しそうによってきたのでした。
そんな様子を遠くから見ていたスウォンは、ハクが一兵士から成り上がろうとしている姿も、グルファンと仲良くしている姿も温かい目で見つめます。
切れ者のスウォンですが、そんなときだけ人間らしい顔になるのでした。
その夜、ヨナが与えられている部屋に体調不良のスウォンが訪れます。
ヨナの世話を任されているミンスを探しに来たようです。
ミンスは落ち着いた様子で治療し、今日はヨナの部屋で、スウォンは休むことになります。
尋常じゃないほど苦しむスウォンの様子は、明らかに疲れなどではなく、ミンスの対応から、初めて起こったことではないとわかりますが、ミンスは症状をはぐらかします。
その場に居合わせた、ケイシュク参謀も、違和感を持つのでした。
その次の日、四龍とヨナが会うこともできなくなります。
同盟を結んでいるのに、自由に行動できないのはおかしいと、ヨナはスウォンと面会することを望みます。
スウォンを探しにミンスとともに執務室にきたヨナですが、そこで眠っているスウォンを見つけます。
その時、脳裏にスウォンの母も同じように頭痛に苦しんでいたことがよみがえります。
スウォンは病気なのではないかと、ミンスに詰め寄るヨナですが。
「王の体調についての情報は国でも最重要秘事であり、それを口外してはいけない。あなたを守れなくなる。」
ときつく言われます。
それだけで十分でした。
スウォンは死に至る病であること。
スウォンの母は療養中とされているが、もうすでに亡くなっていること。
スウォンの容態が悪いことを、ヨナが知ってしまったから、四龍との面会を禁じられたこと。
その夜、部屋を抜け出したジェハがヨナの元へやってきます。
ハクがヨナの元へ戻るために一兵卒から頑張っていると聞き、嬉しく思うヨナですが、ハクの元に連れて行ってくれるというジェハの申し出を断ります。
ヨナがスウォンの容態を漏らせば、確実に罰を受けます。
それでもヨナや四龍は国にとって重要なので命は守られますが、ハクはそうはいきません。
会いたい気持ちは募りながらも、ハクに危害が及ばないよう、ハクを避けることにしたヨナは、専属護衛もいらないと伝えるように言います。
そして、理由を聞かれる前に急いで、ジェハを逃がしたのでした。
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暁のヨナ【第32巻】最新刊の感想
スウォンの病が明かされたことで、物語が一気に進んだような気がしました。
だからこそ、急いで国を安定させようとしていたし、自分の時間に限りがあるとわかっているから、ヨナにも冷たく当たったのではないかと思わせます。
スウォンとハクに懐いていたグルファンがハクを見つけて嬉しそうに下りていくシーンは、特に印象的でした。
そしてそれを遠くから見つめるスウォンの姿も。本当は３人の関係を壊したくなんてなかったし、ゆっくり待てるときがあれば、ヨナの父を殺したりもしなかったんじゃないかと思わせます。
ですが、どんな意図があったとしても、もう起こってしまったことは元に戻せません。
ハクと会うことを拒んだヨナと、ヨナの元へ戻るために頑張るハク。
また四龍たちの活躍もまだまだ楽しみです。
まとめ
以上、暁のヨナ【第32巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。
スウォンが誰を後継と考えているのか。
病を治す方法はないのか。
ハクとヨナの関係はどうなるのか。
気になるところがたくさんあります。
できるだけ、３人を始め、登場人物たちが辛い思いをしないようにしてほしいと思います。
次の巻が早く読みたいですね！
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