キングダム【第608話】は2019年7月25日発売の週刊ヤングジャンプ2019年34号に掲載されました。
この記事では最新話のネタバレを含むあらすじと感想をご紹介します。
前回は驚きの急展開でした！！
李牧は王翦の誘いにどう応えるのか！？
前回の内容を読んでいない方はこちらを先にお読みください。
この先、ネタバレの内容を含みます。
前回【607話】のあらすじ
敵味方も困惑する大混戦の中、王翦は前線に居ながら指示を出し陣形を完成させる。
そして王翦が最後尾に入れば陣が完成・・・
というところで最前線に一人立つ王翦の姿。
そしてそれに応えるように一人で現れる李牧。
しばらくお互いを見つめる王翦と李牧・・・
先に口を開いたのは李牧だった。
「初めましてですね 王翦」
「よく出て来たな」
かぶせ気味に王翦が応える。
「私と話がしたいのかと思いまして」
李牧は続けて王翦に語り掛ける。
そして秦軍の兵糧が底をついている事は把握しているから降参しろ、と。
だが王翦も負けじと返す。
「間もなく鄴は落ちる」
だが歴史の重みにかけて鄴は落ちないと反論する李牧。
王翦はそれを一蹴する。
「下らんな。歴史の重みで国が救われるものではない」
上に立つものが馬鹿であればそれだけで国は亡ぶ。
それが正に今の趙王らであり、趙国の唯一の重しとなっているのは李牧だけである。
そして王翦は続けて李牧へ語る。
「お前が消えさえすれば 間違いなく 趙は一瞬で滅ぶ」
それを空しいと言う王翦に怪訝な顔で李牧が聞き返す。
「・・・何が言いたいのです 王翦」
「私と一緒に来い 李牧」
何と王翦は李牧と手を組み、全く新しい最強の国を作ろうと目論んでいた！！
キングダム最新話【608話】のネタバレ・あらすじ
「私と一緒に来い 李牧」
二人なら最強の国を作る事ができると王翦が李牧を誘う。
秦軍の大将軍でありながら「国を作る」と敵国登用の話を振る王翦に李牧軍の面々は驚きを隠せない。
そして押し黙る王翦軍。
沈黙の後
「王翦、私はあなたの事を詳しくは知りません」
両軍に挟まれた場所で、皆の注目を集めるなか李牧が続ける。
「しかし」
この言葉にざわつくカイネや傳抵たち。
そして李牧から出た言葉は
「あなたは国を亡ぼすことはできても、国を生み出すことはできない人間です」
そして王翦の事を、この場の誰よりも愚かな人間と言い放つ。
仕える事を”報われぬ道”という王翦。
”大義”という李牧。
二人の交渉は決裂した。
「趙国を亡ぼすことは私が決してさせませんよ 王翦」
という李牧に対し王翦は
「必ず後悔するぞ 李牧」
と言いながら槍を振り上げ次の瞬間、号令をかける！
「李牧を殺せ」
オオ！！
飛び出す両軍！
王翦と李牧の間を分けるようにぶつかる両軍。
味方に囲まれ後方へ下がる2人。
去り際にお互い振り返り
王翦「程なくして右翼が抜けてくる・・・お前に勝ち目はない！」
李牧「秦右翼を頼みとしてもムダですよ・・・あなたに勝ち目はない！」
お互い、自軍の勝ちを確信している様子でその場を後にする。
そして秦右翼の戦場。
奮戦する信だが、趙峩龍との闘いが予想以上に重かったのか、力が戻っていない。
そして我呂は十槍の”第三槍”平秀に苦戦している。
いよいよ止めを刺されそうになったその時、平秀の槍を持つ右手首を矢が貫通。
その隙を逃さず我呂が平秀を斬る！
我呂を助けた矢は弓矢兄弟・仁の矢だった。
弟の淡が異変に気付き仁に語り掛ける。
「兄ちゃん 今の・・・」
「ああ たまたまだ」
仁は頭を狙っていたのに、外れてたまたま手に当たっただけだった。
連日弓を撃ち続けている仁の腕も弓も限界がきている。
だが兄を助けようと放つ淡の矢は外れていく。
無理に撃たなくてよいと淡を止める仁。
だが、仁は淡に一つ約束させる。
「兄ちゃんが撃てなくなったら、その時は代わりにお前が撃て」
場所は離れ、玉鳳隊がついに尭雲軍にぶつかる。
再び対峙する王賁と尭雲
「来たか 王賁」
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キングダム最新話【第608話】の感想
やはり李牧は誘いを断りましたね。
そもそも『最強の国』って戦いに勝つだけですし、そこに義は無いですからね。
李牧の意見は当然です。
いや、王翦軍も今後どうするか悩むところですよね。
そして弓でありながら正に狙撃をする仁の腕は凄い！
淡も凄い腕を持っているはずですが、仁に何かが起こらないと人を撃てないのかもしれません。
となると、仁に何かが起こってしまうんじゃ・・・なんて考えてしまいますね。
二人一緒に活躍する姿が見たいです！
そしてついに王賁と尭雲の戦いが始まるのか！？
そろそろ藺相如の二つ目の遺言も出てくるのか、気になりますね。
まとめ
キングダム【第608話】のネタバレ・感想をご紹介しました。
こう言っては元も子もないですが、まとめて読みたい！続きが気になる！！
キングダム【第609話】は8月1日発売の週刊ヤングジャンプ2019年35号に掲載予定です。
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