回復術士のやり直し【第7巻】は2020年10月10日（土）に発売されました。
この記事では『回復術士のやり直し』最新刊7巻のあらすじや感想（ネタバレ含む）をご紹介します。
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回復術士のやり直し【第7巻】のネタバレ・内容
イヴを襲っていた狂牛族を壊滅させたことで、しばしの安寧を手に入れたケヤルガたちは町を散策していた。
ケヤルガの目的であった剣の勇者への復讐を達成したため、ケヤルガの機嫌も上々である。
下着をねだるフレアを見て鼻の下を伸ばすケヤルガ。
フレア、セツナだけではなくイヴも仲間だと下着を買ってあげる。
半ば無理やり下着のファッションショーが行われる。
町中を散策するとジオラル軍の兵士を数多く見かける。
剣の勇者がいなくなったことで軍も警戒しているようである。
ケヤルガは剣の勇者の記憶を読み取ったとき、ノルンが魔族の根絶を画策していることを知った。
各国から多額の資金援助を受けているジオラル王国は、魔族と共存の道が存在すると資金援助が打ち切られるため、都合が悪いのである。
そのため、魔族と共存を模索しているプラニッカの町をノルンは邪魔に思っているのである。
ケヤルガはプラニッカのお気に入りの美味しいケーキ屋に向かう。
ケーキに舌鼓を打っているとき、不意に殺気を感じる。
そこにはジオラル軍三英雄の一人、鷹眼のトリスト・オルガンがいた。
ケヤルガの腕を認めるオルガン。
警戒するケヤルガ。
オルガンは剣の勇者を探していたのである。
今日はケヤルガに警告しただけで、オルガンは去った。
オルガンには勝てないとイヴたちが言うと、ケヤルガもそれに同意した。
ケヤルガはプラニッカで暮らすうちに、この地の人たちを好きになっていた。
ケヤルガはオルガンに勝つために神装武具を使うことを決意する。
神装武具は勇者が思い描いた武器に形を変える。
剣の勇者は神剣ラグナロク、砲の勇者は神砲タスラム、術の勇者は神杖ヴァナルガンドという風にである。
ケヤルガは武器を持ってしまうと、ヒールで臨機応変に戦いにくくなってしまうため、どのような神装武具にするか非常に悩む。
自分が何のために力を求めていたのかを考え抜き、ついに指輪の形の神装武具を形成する。
晴れやかな顔で皆の前に顔を出すケヤルガ。
ノルンの計画実行まで僅かな期間しかない。
急いで準備を進める。
プラニッカ浄化作戦が行われる日がやってきた。
民衆が広場に集まってくる。広
場にノルンがやってくる。
剣の勇者が見つからなかったことに不満を漏らすノルン。
ノルンは、あんな馬鹿と剣の勇者のことを蔑む。
民衆の前に立ったノルンは為政者として優しい表情を作る。
ジオルド軍がプラニッカを人類の領土にすると宣言する。
それは、プラニッカから魔族を根絶する意味をもつ。
民衆の中から、ジオルド軍が人類を見捨てたくせにと野次が飛ぶ。
野次を飛ばしたのはノルンが指示した間者だった。
間者の野次に呼応して、民衆たちも不満を言い始める。
ノルンは頃合いを見て、プラニッカ領主の生首を見せる。
魔族の口車に乗ったプラニッカ領主を処罰したのである。
領主の方を信用しようとしていた魔族たちをノルンは殺す。
間者が魔族を攻撃する。
それに呼応して人間と魔族の争いに発展する。全てノルンの計画通りである。
ケヤルガが苦虫を噛み潰したような表情を見せる。
セツナの呼びかけにも、オルガンの存在が邪魔して軽々には動けない。
事前に練った策を発動するために待機し続ける。
プラニッカでお気に入りのケーキ屋の店長が襲われる。
絶望するケヤルガ。ノルンに感謝する、これでノルンに復讐することに何の躊躇いもなくなった。
馬鹿が殺し合いをする様を見て、ケラケラ笑うノルン。
オルガンは警戒を解かない。ケヤルガが動き出す。
兵士をヒールで爆散する。
セツナとケヤルガが陽動で騒ぎを起こす。
皆の注意が反れたとき、死んだはずのフレアが登場する。
そしてフレアが魔族と人間の共存を訴える。フレアの演説に心打たれた民衆が武器を捨てる。
形勢が悪くなったオルガンは一時撤退を進言する。
戦略的撤退を決めるノルン。
ノルン、オルガン、護衛兵の3人の馬車が出発する。
護衛兵はケヤルガであった。
突如、護衛兵に攻撃するオルガン。
オルガンは護衛兵がケヤルガだということに気付いていたのである。
オルガンは神装武具がどういうものであろうとも触れられなければ勝てると目論む。
ノルンの叫びとともに、オルガンとケヤルガが動く。
ケヤルガは左手を犠牲にオルガンに攻撃を仕掛ける。
不発と思われたケヤルガの攻撃後、オルガンが苦しみだす。
そう、ケヤルガの攻撃は触れる必要はなかったのである。
ケヤルガの神装武具はヒールを飛ばす性能があったのである。オルガンは見事だと笑いながら爆散した。
剣の勇者の拷問部屋に連れていかれたノルン。
最高の復讐ショーが始まる。
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回復術士のやり直し【第7巻】の感想と考察。
プラニッカ編が一区切りつき、ノルンへの復讐に入るという所で終わりましたね。
本作の復讐をお楽しみにしている読者の方には次巻が待ち遠しいかもしれません。
さて、ケヤルガの神装武具「ヒールを飛ばす」ですが、初見殺しもいいところですね。
知らなければ防ぎようがない気がします。
まあ、剣と術の勇者を既に破っていますし、立ち回りで互角になる相手はいないでしょうから、パワーバランス的には問題ないのかな。
砲の勇者が接近戦が得意かは知りませんが。
まとめ
以上、回復術士のやり直し【第7巻】のネタバレ・内容、感想を紹介しました。
この展開ですとノルンへの復讐がどれだけカルタシスの解放になるかでしょうね。
正直、ノルンにここまでケヤルガが憎むことされてたかなと思ったのですが、この世界を憎むケヤルガですから仕方ないですね。
次の巻が早く読みたいですね！
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