炎炎ノ消防隊【第20巻】は2019年10月17日(木)に発売されました。
この記事では炎炎ノ消防隊最新刊20巻のあらすじや感想(ネタバレ含む)をご紹介します。
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炎炎ノ消防隊【第20巻】最新刊のネタバレ・内容
“地下”での戦いで何とか白装束達を退けたものの、特殊消防隊の被害も大きなものであった。
より力を増す白装束の一味に対抗しうる力を身につけるため、シンラとアーサーは浅草にて第7特殊消防隊大隊長・紅丸新門指導の下、修行を始める。
前回の戦いで白装束達の力に対抗できず守られてばかりだった不甲斐ない自分を変えるため、タマキも修行への参加を申し出るが、紅丸からの許可は得られず、まず幼い双子の姉妹ヒカゲ・ヒナタを相手に鬼ごっこで1分間逃げ切る事を課せられる。
どう見ても10歳前後の幼い姉妹相手に訓練する事を不満に思うタマキだったが、その考えは一瞬で覆されてしまう。
2人はタマキの逃げる速度に一瞬で追いつき、容易く捉えてみせたのだ。しかも明らかに余力を残した状態で。
舐めていては太刀打ちできないと気づいたタマキは本気で鬼ごっこに挑み始めるが1分どころか10秒を越える事すらできない。
何度も何度も失敗を繰り返す内に、タマキの脳裏で学生時代の記憶がフラッシュバックし始めた。
学生時代、タマキは将来への夢や希望を持たず、ただ親や周りがすすめるという理由だけでシスターを志していた。
その後、発火能力が発現したことにより特殊消防隊への入隊を薦められ言われるままなんとなく消防官になった自分、そんな流されるまま・逃げるままだった自分を変え強くなりたいというタマキの想いが弾ける。
気持ちを新たに、ヒカゲ・ヒナタにタマキが放った死力を尽くした攻撃は2人をひるませ、経過時間は初めて60秒を越える。
そんなタマキを見て紅丸も「一皮向けた」と高く評価するのだった。
一方、シンラとアーサーの2人も「火事場の馬鹿力」という新たな力を会得するため鍛錬を続けていた。
紅丸によれば命の危機に陥り死の圧を感じる事でその力は覚醒するらしく、その鍛錬は死ぬ寸前まで追い込まれる過酷なものだった。
力を使いきり、このままでは自らが燃えつきそうな感覚に陥ったシンラは死の淵の中で何かを掴みとると共に、その空間の中で第4特殊消防隊大隊長のアーグが無残に殺される様を目撃する。
事実、同じ頃アーグは白装束の者達の襲撃によって命を落としていたのだった。
シンラ達が修行により新たな力を得ていた頃、第一特殊消防隊大隊長バーンズと中隊長達は皇王庁に呼び出されていた。
そこで彼らが見たものは、皇王の傍らに佇む白装束の一味だった。
驚き困惑する彼らに皇王は、皇国のために白装束とひとつになることを告げる。
納得できず、なおも食い下がるバーンズに白装束の一味は、皇国が崇める太陽神と白装束が崇める太陽神も同一であるかのように指し示す。
そこにかって自分が見た神を感じたバーンズは静かに膝をつき、頭を下げるのだった。
白装束と結託した皇国により、第八特殊消防隊大隊長の桜備が拘束されてしまった。
シンラ達は皇国を敵に回してでも信念を貫くことを選び、大隊長奪還へ動き始める。
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炎炎ノ消防隊【第20巻】最新刊の感想
第7の大隊長を張る紅丸の強さを改めて感じる巻でした。
無能力者である桜備大隊長が紅丸と互角の勝負を繰り広げたことがありますが、よく互角に戦えたものだと思わされる程圧倒的な強さでした。
第7は特に和風テイストが強い隊なので、戦闘シーンもそのテイストが映えてかっこいいと思います。
謎に包まれていた白装束の一味が表舞台へ立ったことにより、物語が大きく動き始めたと感じます。
また、今回皇国が白装束と手を組んだ事で大半の消防隊と敵対することになってしまったと思われますが、交流のある隊や、隊員たちが実際どう思っているのかが気になります。
まとめ
以上、炎炎ノ消防隊【第20巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。
シンラの弟ショウが再び表に出てきたので、今後奪還作戦の中でシンラと対峙することもあるのではないかと期待しています。
次の巻が早く読みたいですね!
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