夜桜さんちの大作戦【第93話】は2021年8月10日発売の週刊少年ジャンプ2021年36・37号に掲載されました。
この記事では最新話【第92話】『二次試験官 夜桜二刃』のネタバレを含むあらすじと感想をご紹介します。
前回の話をまだ読んでいない方はこちらから先にご覧ください。
この先、ネタバレの内容を含みます。
夜桜さんちの大作戦【第93話】最新話のネタバレ・あらすじ
一旦休んで召し上がれ、と二刃は静まり返る受験者たちにお茶を振る舞います。
怪訝そうな顔でお茶を受け取ったものの、飲むことのできない受験者たち。
博識な宇佐は、お茶の種類を言い当てます。
茶の湯はもてなしの技だという二刃は、どんどん飲みなと勧めますが太陽は内心で無理ですって、とツッコミを入れるのでした。
お茶に何か仕込まれているのではないか、と考える受験者たちでしたが毒薬が検出できないとある受験者は思い切ってお茶を口にします。
その途端、受験者の巨体が浮き上がりあっという間に吹き飛ばされてしまうのでした。
竜巻が発生して屋上から空高く吹き飛んだ受験者を見て、太陽は顔を青くします。
二刃はお茶の中に合気が封じ込められている、と解説を始めるのでした。
ちょっとした揺らぎによって発生してしまう合気の技。
スパイ試験の要点である心技体のうち、技を試すと二刃は言うのでした。
このお茶を飲み干せたら二次試験通過だ、と。
何度もおかわりができるけれど、ビルから落ちたら失格、と二刃は続けます。
あんた達の技で、あたしを乗り越えて頂戴な、と微笑む二刃。
残り時間が半分になってしまう中、何人もの受験者が吹き飛ばされていきます。
人数も半分になった、と苦笑いする太陽の背後でひときわ大きい風が吹きます。
その割にはやわらかいような、とスパイたちが騒ぎ立てる中、お茶を飲み干したのは宇佐でした。
仕事柄運が良かっただけ、と笑う宇佐。
二次試験を通過した宇佐は太陽にもがんばれと、快活に笑うのでした。
受験者たちに姉ちゃんの意図がくみ取れるかな、とモニターを見ながら嫌五が言う通り、思わぬ二次試験にキレた受験者たちが暴動を起こします。
力ずくでサインさせてやる、と殺気立つ受験者たちを太陽が止めようとしますがそれよりも早く二刃の技が炸裂します。
冷静さはスパイの基本だ、と二刃は穏やかに言うのでした。
自分がシルバー級を受けたのは８歳のとき、と二刃は続けます。
今よりもずっと荒っぽかった当時の試験で、受験者と試験官を二刃は壊滅状態に追い込んでいました。
妹や弟が理不尽な目にあったら自分が出てくるということを、二刃は力で示していたのです。
理不尽から家族を守ってきたあたしが、人に理不尽を強いたりはしない、と二刃は言います。
今ある情報を見つめればおのずと道は見える、という二刃の言葉で太陽はひらめきます。
いただきます、と二刃のそばにあるお茶を太陽は手に取るのでした。
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夜桜さんちの大作戦【第93話】最新話の感想
二刃の試験は予想外のものでしたが、理不尽ではないという二刃の言葉は印象的でしたね。
ちゃんと求めるものがあって、情報を精査すれば通過できるという二刃の二次試験。
何か気づいたらしい太陽は、どのように二刃の技を収めるのでしょうか。
それにしても、子供の二刃が当時の試験官たちをボコボコにしたというのはすごい話だなと感じました。
まとめ
以上、夜桜さんちの大作戦【第93話】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次号も見逃せませんね。
次回の夜桜さんちの大作戦【第94話】は2021年8月23日発売の週刊少年ジャンプ2021年38号に掲載予定です。
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