アクタージュ【第78話】は2019年8月26日発売の週刊少年ジャンプ2019年39号に掲載されました。
この記事では最新話【第78話】『夜凪の怒り』のネタバレを含むあらすじと感想をご紹介します。
前回の話をまだ読んでいない方はこちらから先にご覧ください。
この先、ネタバレの内容を含みます。
アクタージュ【第78話】最新話のネタバレ・あらすじ
千世子の演技を目の当たりにした夜凪。
自分に対する激しい怒りを見て、千世子が自分を敵だと信じていることを実感します。
千世子と一緒に以前、撮った写真を見ながら涙ぐむ夜凪ですが、自分は役者だと言い聞かせるのでした。
千世子以上の強い怒りの感情を探す夜凪は、学校でひなに尋ねます。
人生で一番怒った瞬間は何か、と。
「そんなの決まらんないでしょ、フツーに毎日怒ってるから私」
部室のソファーに寝っ転がりながら、言うひなになぜか納得する夜凪。
夜凪は久しぶりにひなに会ったことで少し落ち着いたようです。
一緒におしゃべりしながら、ひなの愚痴を聞くことになってしまいます。
主にリョーマへの愚痴とのろけを話し続けるひな。
逆に夜凪は一番怒ったことは何か、と聞かれて戸惑うのでした。
「私何かに怒ったことってあんまりないなって」
以前、ひなに怒鳴ったことがあった夜凪はそれについて聞かれると答えます。
あれは悲しかったから、と。
ひなは思わず言うのでした。
「悲しみと怒りってちょっと似てない？」
その言葉を聞いて夜凪ははっとします。
「今までの人生の中で一番悲しかった日のこと」
「案外その時が、人生で一番怒ったときってやつだったりしない？」
そんなひなの言葉を聞いて夜凪は思い出したのです。
母親の葬式の日のことを。
父親の存在のことを。
無言になる夜凪にかまわずひなは話し続けます。
「なんかさ悲しいときってフツーにつらいじゃん。だから誰かにぶつけて気持ち誤魔化そうとするじゃん」
部室の扉を夜凪が開ける音で話を止めるひな。
夜凪はありがとう、と言いながら部屋を出て行ってしまうのでした。
夜凪はひとり考えます。
どうしてあの日のことを思い出せなかったんだろう、と。
（違う、思い出せなかったんじゃない。忘れたふりをしていただけ）
人生で一番怒りにかられた記憶を封じ込めてきた夜凪。
その感情を思い出したくないと、恐怖を感じるのでした。
そんな夜凪の後ろから、リョーマと吉岡が声を掛けます。
受験生だから勉強をしていたという二人。
あとからひなも教室へ入ってきます。
たわいない話を続ける三人に、夜凪は実感します。
（ああ黒山さんは、こういう日のために友達を作れって言ってくれたんだ）
微笑む夜凪。
自分には戻ってくる場所があると強く思うのでした。
「舞台、観に来てね」
そうすがすがしく笑う夜凪は、父の記憶を使うことを決意するのでした。
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アクタージュ【第78話】最新話の感想
今まで明かされることのなかった夜凪の生い立ちが語られるようですね。
夜凪の父とは一体どのような人なのでしょうか。
以前、演出家の花子が知っているような口ぶりでしたね。
もしかしたらかなりの有名人なのかもしれません。
父親のことを怒りの対象として見ている夜凪の過去が気になります。
まとめ
以上、アクタージュ【第78話】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次号も見逃せませんね。
次回のアクタージュ【第79話】は2019年9月2日発売の週刊少年ジャンプ2019年40号に掲載予定です。
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