夜桜さんちの大作戦【第128話】は2022年5月9日発売の週刊少年ジャンプ2022年23号に掲載されました。
この記事では最新話【第128話】『ただいま』のネタバレを含むあらすじと感想をご紹介します。
前回の話をまだ読んでいない方はこちらから先にご覧ください。
この先、ネタバレの内容を含みます。
夜桜さんちの大作戦【第128話】最新話のネタバレ・あらすじ
凶一郎の黒い桜を消滅させた太陽。
喜ぶ家族たちの目の前に姿を現したのは、彼らの父親である夜桜百でした。
お前たちなら乗り越えてくれると信じていたぞ、と言いながら近づく百に兄妹たちは不信感をあらわにします。
百は大きく息を吐きながらやっと言える、と続けるのでした。
ただいまみんな、父さんと母さんだよ、と言う百の手には桜の花びらが咲く心臓がありました。
白骨島で回収した心臓は少しづつ力を取り戻している、と百はいとおしそうに心臓を支えるのでした。
夜桜当主の根幹である心臓があれば目覚めさせられるという百。
百の目的は、妻である夜桜零を蘇らせて家族を取り戻して昔の日々に戻ることだったのです。
自分の弱さゆえに妻と子をつぼみに差し出してしまったことを百は後悔していました。
許されるために壊したものを取り戻すしかないと考えた百は、家族を取り戻せる機会を待ち続けていたのです。
百によって整えられた舞台で、太陽は力を得て兄妹の絆は強まっていったと百は感じていました。
子供を信じてこその親なのだ、という歪んだ愛情に涙する百。
百の策によってつぼみは力を失いまもなく完全に枯れる、と。
つぼみの心臓は百の手によって零の心臓と取り換えられて、根によって力を得ることが出来なくなっていました。
零を咲かせるための肥料として、たくさんの人間の命を捧げてきたことを明らかにする百。
罪悪感よりも来るべき未来の家族の団欒を優先させていることを、百は悪びれもせずに言うのでした。
あと数万人から数十万人の人間の命を捧げたら、おかえりと迎えてほしいという百の言葉に六美は愕然とします。
そんな恐ろしい目的のために、と嫌悪感をあらわにする六美の態度を意に介さず百は自分に笑いかけるように言うのでした。
言葉が出ない六美をかばうように、二刃が百に攻撃をします。
家族を振り回すのもいい加減にしろ、と六美の苦しみを思い浮かべる二刃でしたが百は攻撃を軽くかわすと二刃の手首をためらいもなく折ってしまうのでした。
お前も父さんの強さを思い出したいだろう、と二刃に手をかざす百。
その間を凶一郎の糸の刃が切り裂くのでした。
二刃の腕を心配する兄妹たちの間で、六美は呆然としたまま立ち尽くします。
言葉がでない、と涙を流しそうになる六美の肩を太陽が支え、百をにらみつけるのでした。
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夜桜さんちの大作戦【第128話】最新話の感想
ついに明らかになった夜桜百の目的でしたが、想像以上におぞましいものでしたね。
百がいかにして夜桜家の一員になったかが明らかにされていないだけに、異常な人間性が浮き立っているように感じます。
サイコパス的な怖さを漂わせる百から、太陽は六美を守り切れるか次回も見逃せませんね。
まとめ
以上、夜桜さんちの大作戦【第128話】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次号も見逃せませんね。
次回の夜桜さんちの大作戦【第129話】は2022年5月16日発売の週刊少年ジャンプ2022年24号に掲載予定です。
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