幼女戦記最新刊14巻のあらすじとネタバレは?感想や内容を紹介!

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幼女戦記最新刊ネタバレ内容と感想考察 感想・ネタバレ
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『幼女戦記』14巻は2019年5月24日(金)に発売されました。

この記事では『幼女戦記』14巻のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。

 

この先、ネタバレを含みます。

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幼女戦記14巻のあらすじ

消耗戦となったライン戦線を優位にするべく帝国のアレーヌを狙った共和国のビアント中佐。

扇動し、民衆を蜂起させることで帝国の補給網を寸断しようとする作戦だった。

市民と民兵が混ざり合い判断がつかなくなったアレーヌ。

一般市民を攻撃することは戦時国際法により禁じられているためアレーヌの回復は見込めないと踏んだビアント中佐だった。

しかし、帝国側にはその戦時国際法をすり抜ける最終手段があった。

それは学生時代にターニャが立案した計画書、「悪魔の計画書」であった。

 

「こちらは帝国軍である。ただちにアレーヌ市に潜伏するフランソワ共和国軍兵士に告げる。直ちに無関係の一般市民を解放せよ」帝国は規定どおりの勧告を行う。

その間に帝国兵が殺害される。

「我々は最後の一人まで帝国と戦うぞ」

この民兵の言葉が無関係の一般市民の不在を意味し、地獄が始まるのであった。

 

アレーヌには敵しかいない。

通達が入り帝国の爆撃による攻撃が始まる。

爆撃機による無数の雨、そのすべてがアレーヌの街に降り注ぎ建物を破壊し、燃やし、街を焦土と化した。

人は吹き飛ばされるもの、燃えるもの、割れた協会のガラスが刺さるものと様々であったが、そのすべてが苦しみに満ちた地獄であった事には変わりがないのは言うまでもない。

ただただ、それぞれの地獄が一言の台詞のないまま15ページほど描かれている。

 

その後に第二〇三大隊は追撃線を命ぜられる。

追撃の対象は砲撃や火災から市民を守っているフランソワ共和国の魔導士である。

グランツ少尉はターニャに再考するよう訴えた。

しかし、ターニャは

「逃がした敵はまた銃を取れるのだ。我々を撃つために」

「撃たねば撃たれるのだ」

と諭し攻撃を始めるのだった。

 

市民を安全圏まで誘導するフランソワ共和国側であったが、帝国の追撃により生還者はビアント中佐を含め4名だった。

帝国を世界の敵に仕立て上げるべく、ビアント中佐の演算宝珠の記録を確認した連合王国だったが、アレーヌの災禍が戦時国際法に触れないことに気づき絶望する。

戦いが終わったターニャは帝都への出頭を命ぜられる。

その列車の中でウーガ少佐と出会う。

そこでウーガ少佐からライン戦線を後退させた後、情報戦を駆使しアレーヌでの民兵の行動を英雄譚として昇華させ攻めるしかなくなったフランソワ共和国軍を叩くというゼートゥーア閣下の策を聞く。

そしてライン戦線の後退時、その殿軍を第二〇三遊撃航空魔導大隊が務めるらしいとも聞いてターニャは息をのむ。

それはアレーヌでフランソワ共和国軍がやっていたことと同じ、つまり死を宣告されているようなものなのだ。

生き残るためにはどうするべきか、思考しつつターニャはゼートゥーアの待つ部屋へと入っていく。

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幼女戦記14巻の感想

最新刊はなんといっても燃え盛るアレーヌの描き方が印象的でした。

沈黙の15ページ以上にわたる残酷な爆撃と苦しむ日人々の描写は鳥肌が立ちました。

その後の追撃にたいして銃を向けることに煩悶するグランツ少尉。

しかしそれでは自分たちが撃たれる、という葛藤が人間味が出ていて考えさせられる反面、ビアント中佐は終始気の毒な人ですよね。

ただ、漫画の主軸は帝国側、ターニャの視点なのでこの虐殺は仕方ないと思えます。

その反面、後日談として帝国滅亡後、その様子がゲルニカをモチーフにした絵画として残されているという話があがるとことの重大さが現実味を増して、笑えませんね。

まとめ

自分の意と反して、どんどん安全な場所から遠ざかってしまうターニャ。

ターニャと部隊のメンバーがどう立ち回るのか、この先も気になりますね。

 

幼女戦記15巻の発売日は2019年7月25日(火)の予定です。

 

 

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