凪のお暇【第8巻】は2021年1月15日(金)に発売されました。
この記事では凪のお暇最新刊8巻のあらすじや感想(ネタバレ含む)をご紹介します。
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凪のお暇【第8巻】最新刊のネタバレ・内容
故郷北海道の地で自分の『過去=根雪』を見つめ直すことを決意した凪。
その日、凪は偶然小学生の頃のいじめられっ子仲間・布施と再会しました。
彼は実家のパン屋を継ぐも、昔の『フケ』というあだ名の影響もあり売れ行きは芳しくない様子。
布施は地元は1回でもしくじってたら終わりで、あとはずっと地獄なのだと話します。
凪はそれを聞いて早くもくじけそうに…。
その翌日、スーパーで高校時代のリア充同級生3人組にまたも出会う凪。
高校時代は話すことも出来なかった凪ですが、意を決して話題を振ってみることに。
しかし3人組の1人・本庄に冷たく茶化されてしまい、あえなく撃沈してしまいます。
あまりに強固な根雪に絶望しかける凪でしたが、店を出たところで移動販売帰りの布施に出会いました。
布施は2駅離れた広場で定期的に行われるフェスに出店しており、そこでは地元では見向きもされない自分のパンがそこそこ売れるのだそうです。
さらに布施は「地元では一回しくじったら終わり。だけどたった2駅離れるだけでもう別の国なんだよ。意外と突破口はあるよなって話」と先日の話の続きを朗らかに凪に伝えました。
凪はその言葉に感激して、同じく偶然出会ったマサルに興奮しながら今の衝撃を話すのでした。
そしてそんな二人を物陰から見つめる、丸眼鏡をかけた謎の少女の姿が…。
一方凪の母・夕は自分の過去を回想していました。
平成元年、夕は母とケンカをして家を飛び出し、夢を叶えるために東京へ行きました。
そしてそこで出会ったミュージシャン志望の男性・武と恋に落ちたのです。
しかし夕の妊娠がわかると、武は突然夕の目の前から逃げるように姿を消してしまいます。
そうして夕は、大きくなったお腹を抱えて北海道に戻ってきたのでした…。
嵐のような恋によって生まれた子に、夕は穏やかに凪いで生きて欲しいという願いから『凪』と名付けました。
そして母娘2人、つつましやかに生きて幸せになろうと思っていたのですが…。
そして現在、夕は思います。
凪には精一杯抗って、突破口を模索して、そしてどんなに抗っても根雪は砕けないことを証明して欲しい。
自分の希望を砕いてほしいと…。
その数日前、北海道で立ち往生していたゴンは、自分の人生を振り返っていました。
死んだ犬の名前をとって『欣(ゴン)』と名付けられたことや、周りが笑顔でいないと不安でたまらないこと、自分の痛みに鈍感で、それゆえに周りから人が離れていってしまうこと…。
その後、ゴンは自分がいつもいるDJクラブ『ノア』に電話をしました。
電話に出たエリーはてっきりゴンが助けを求めているのかと思いきや、なんとゴンの用事は今度のイベントで使う機材が大丈夫かどうか、それだけでした。
援助を申し出るも、迷惑がかかるからと拒否するゴンを見てエリーは彼が壊れている原因を悟りました。
ゴンはいつも人に与えるばかりで、人から受け取るということをしてきませんでした。
人に何かを与えたら返してもらえる、という応酬の概念が彼には全くなかったのです。
それに気づいたエリーは泣きながら、偶然あった凪の実家の住所をゴンに教えました。
(いつも人に与えてばっかりの、こんな奴の初めての恋。背中押してやんなきゃじゃん!『みんなのゴン』を今こそ終わらせてやらないと…!)
しかし、そうしてエリーの援助のおかげで凪の実家にやっとの思いでたどり着いたゴンを、夕は家違いだといって追い返してしまいました。
ゴンは呆然と歩いてたところ転倒し、腰を強打してしまいます。
そこへマサルがやってきて、ゴンを凪がいる場所へと連れて行ってくれました。
その数日前、女子高生『宇藤愛恋(うどう あれん)』はモヤモヤとした日常を送っていました。
彼女は丸眼鏡にくせ毛、肌荒れを隠すために常にマスクの冴えない容貌。
おまけにコミュ障で友達もいない彼女は、いつも教室で寝たふりをして過ごしていました。
そして隠し撮りした『ある人』の写真を見ながら、自分の想いを伝えられたらとずっと考えていたのです。
そしてある日、愛恋は意を決してその人の元へ向かいます。
根雪の近くで話す凪とマサルの前に現れた彼女は、その人物に自分の思いの丈をを打ち明けました。
マサルへの告白だと思った凪は、2人の邪魔をしちゃ悪いと席をはずそうとします。
しかし何故か愛恋は凪を引き止めました。
なんと、愛恋が告白した相手はマサルではなく凪だったのです…!
愛恋はずっと映画を撮ってみたいと思っていて、凪にその被写体になってほしいとのこでした。
何もない地元でも、何かに打ち込むことで自分を圧倒したいと訴える愛恋。
凪は自分で良ければ、とその熱意に応えることにしました。
そしてマサルに引きずってもらい、ゴンはようやく凪の元へたどり着きます。
しかしゴンが見たのは、雪の中原始人のような格好をし、雄たけびをあげて駆け回る凪の姿でした…!
どうやら愛恋の撮影のために凪はこんなことをしていた様子。
しかしそんな奇行をしていても凪は可愛いと、ゴンは素直に再会を喜びました。
その後、すっかり常連となった『布施パン』店内で、お互い自己紹介するゴンと布施・マサル・愛恋。
学生二人が登校していった後、腰を痛めたゴンを気遣い布施が「大島の実家で休んでもらえばいい」と爆弾発言します。
そして祖母と夕の2人にバレないように、こっそりとゴンを自分の部屋に招待した凪。
ゴンは凪と2人きりでいることにガラにもなく緊張してしまい、背中にびっしょりと汗をかいていました。
一方凪も平静を装っていたものの、内心は(めちゃくちゃムラムラする!)と欲望を全開にしていました。
平常心を取り戻すために、凪はゴンにタピオカを煮て食べようと提案します。
タピオカを色んな方法で食べながら、ゴンは凪の『周りにある物を工夫して楽しいことを創り出す』ところがとても好きだということを再認識します。
そしてゴンは凪との未来が欲しいと考えていました。
しかしその頃、外には2階で談笑する2人を見て、鬼の形相をしている夕の姿が…。
階段を駆け上がってくる夕の足音に気付いた凪は、すんでのところでゴンを帰します。
しかし夕は既にもろもろ気付いており、その晩二2人で話し合いをすることになってしまいました。
その晩、夕は凪を問い詰めます。
凪が好きになる男性のタイプが自分と全く同じだと話し、親子そろって自由人型の男にハマるなんて…と嘆く夕に、凪は自分の父親のことを思わず聞いてしまいます。
凪が自分のノートや武の事を知っていることに動揺しつつも、夕は自分と同じような道を歩んでほしくない、あんな男との間に子供なんか出来たらそれこそ…と激昂。
とにかくあんな男なんて絶対に認めないと言い残し、夕は部屋を去っていきました。
翌日、足の治療に通っている整骨院で、夕は偶然にも腰の治療に来ていたゴンと出会ってしまいます。
凪とのことを非難する夕に、ゴンは真摯に応えて凪との未来が欲しいと考えていることを伝えました。
夕はゴンと武が似ているようで違うこと、そして自分が娘を正そうとしているようで実は自分自身が歪んでいたことに気付き、ゴンに凪をよろしくと頼みました。
そしてその後、凪と会ったゴンは「凪ちゃんて 俺と結婚してくれたりとかってする?」とついにプロポーズを…!?
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凪のお暇【第8巻】最新刊の感想
やっぱり夕が怖い!の一言につきます。
祖母も大概だけどこの人も十分歪んでますよね…!
相変わらず、人間のドロドロした内面の描写がすさまじいです。
絵がさらっとしたタッチな分、余計にその内面描写が引き立つというか…。
しかしその夕も自分が正しいと信じ込んでいるものの、赤の他人である整体師の何気ない一言であっさり自覚して改めるあたりもリアルに感じました。
それから布施君の2駅離れれば別の国という発言には、コミュ障・陰キャ人生を送ってきた私も思わずジ~ンとくるものがありました。
日常の悲しみを劇的な方法で解決するのではなく、こういう現実にも実行可能な方法で克服するという点がこの作品の魅力の一つでもあると思います。
そしてゴンがとうとう凪にプロポーズらしき発言を!
慎二と市川の関係もどうなるのか気になるし、今後の展開にますます目が離せません!
まとめ
以上、凪のお暇【第8巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。
はたしてゴンのプロポーズを凪は受け入れるのか?そして祖母や夕とのわだかまりは解消されるのか。
あの祖母と母の事ですから一筋縄ではいかなさそうですが、できれば円満に解決して欲しいところです。
凪の性格からいって、二人を捨てるなんてことは出来ないと思うので。
次の巻が早く読みたいですね!
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