『外道の歌』8巻は2019年4月22日(月)に発売されました。
この記事では『外道の歌』8巻のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
この先、ネタバレを含みます。
外道の歌8巻のあらすじ
通称・練馬区の殺人鬼、園田夢二は仕事で使用する資料用の写真を撮影するため公園にいた。
そこで園田は杖を持ってベンチに座っている一人の女性を見つける。
どうやら盲目らしい。
しばらくするとその女性を迎えに来た父親と思われる男性と共に帰って行くのだが、その際、父親から虐待を受けている場面を目の当たりにする。
親子が家に帰っても父親の虐待は止まらない。
ひたすら父親からの暴力に耐えながら部屋に籠もっている女性のもとに、窓から一人の男が。
園田である。
園田は暗闇の中で必死に誰かの気配を感じ取ろうとする女性にこう告げるのであった。
「ちょっと、取材をね。」
場面は変わり、リビングでTVを見ている園田。
その隣には先程の女性。
そしてなんと椅子にはガムテープでぐるぐる巻きにされた父親の姿が!
園田は娘の目の前で(目は見えていないのだが・・・。)父親に向かってインタビューする。
「実の娘さんを虐待した感想をどうぞ」
・・・恐怖もあってなかなか園田の思うような回答を出せない父親に代わり、今度は娘の方に質問をする園田。
「お父さんに死んでほしいと思わない?」
父親の首に包丁を突きつけながら娘に問う。
熟考した娘は止めるよう頼むが時すでに遅し。
包丁は喉笛をかっ切って血が噴き出していた。
それからしばらく園田とその女性は互いに会話をするのだが、その会話の中で園田のことを「純粋な人」と言い「また会いたい」という女性。
その言葉を聞いてさらに興味をもったのか自身の夢の話をする園田。
そのまま家を後にするのだが、今までに感じたことのない感覚に包まれる園田。
今後この二人にはまた数奇な運命が待ち受けているのか?
場面は変わり、お寺の住職の話が始まる。
いかにもそれっぽいことを話しながら巧妙に寄付金を徴収する住職の寺に、墓参りで一人の男が来る。
そう、物語の主人公「復讐屋」の鴨ノ目武・通称カモである。
カモはこの寺の前住職に世話になったことがあり、前住職の妻とも知り合いである。
その妻から現住職が様々な手口で檀家さんから法外な金額を巻き上げていることを聞き、今回はカモ自身が依頼人となり、相棒である島田虎信・通称トラに復讐を依頼する。
自分を、そしてお寺を信用してお金を寄付してくださる人々を食い物にして自身は贅沢の限りをつくしている現住職。
大金を手に入れブランド品に囲まれながら
「俺は今までの人生の中で出会ったすべての人間を全員超えたぞ」
と薄ら笑いをうかべる現住職にカモとトラの復讐がはじまる!
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外道の歌8巻の感想
結構過激な描写も多く、人によっては中々すんなりと読めるような作品ではないかもしれません。
しかし、復讐屋というテーマは現実社会のなかでも、時折本当にあってもよいのではないかと思うテーマでもあります。
世の中では納得しがたい事件や法では裁ききれない事件というのも、少なからず存在します。
そういった事件への願望というか、ある種の救いの手とも呼べる行動を空想の漫画の中とはいえ起こすというのは、言い方が正しいかどうかは別として、結構爽快なものです。
まとめ
事件の部分は結構もやっとするんですよね。
現実にあった事件を脚色している話も多く、容赦ない裁きが気持ちいいです!
外道の歌9巻は2019年9月頃発売と予想されます。
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