『あせとせっけん』2巻は2019年1月23日(水)に発売されました。
この記事では『あせとせっけん』2巻のネタバレを含むあらすじと感想を紹介します。
麻子の劣等感とちょっとしたすれ違いで2人に生まれてしまった距離感。
翌日にしっかりと関係修復しますが、社内で内緒の2人の関係はまだまだ波乱がありそうです。
後輩の一瀬こりすとの絡みはどうなっていくのか?
社内バレしちゃうんじゃないのか?
その前に、これだけ2人でミーティングルーム使ってたらバレるよね?
など気になる事がいっぱいです!
自分に自信のない麻子が香太郎と付き合い始めて、ちょっとずつ変わっていく様子から目が離せません。
あせとせっけん1巻のラスト
ランチお誘いのメールを香太郎に送った麻子。
しかし香太郎からは返信が無く帰る間際、プレゼン終わりの香太郎が同僚の女性の頭をポンポンしているのを見てしまう。
その夜かかってきた香太郎との電話もそっけなく切ってしまい、一人泣く麻子。
翌日の昼休み、麻子は香太郎と話をしたりにおいを嗅がれたりして心が晴れる。
仕事の捗る麻子が見つけた不備のある領収書。
提出者に連絡をし確認する事になったが、そこへ現れたのは頭をポンポンされていた香太郎の同僚だった!
あせとせっけん2巻の内容
領収書の確認の場に現れたのは、香太郎にポンポンされていた同僚、一瀬こりすでした。
領収書の経緯からせっけんの誕生秘話で盛り上がり、麻子はこりすの前で香太郎の印象をぽろっと漏らしてしまう。
麻子と香太郎の関係は秘密になっているが、疑いの目を向けるこりす。
その夜、香太郎を「ゆずりたくない」と思った麻子は、香太郎と飲んだ後に自分からホテルに誘い、朝帰りの改札では自分からキスをします。
麻子はこりすと会った事で香太郎に対して積極的になっている自分を実感します。
場面は移り、社員旅行になります。
そして部署別卓球大会が開催されます。
そこで見た香太郎の運動音痴ぶり。
麻子は『雲の上の人』のように思っていた香太郎の新しい一面を見て、笑顔を見せます。
その後、2人の関係を疑うこりすが麻子の前に現れ、先輩である香太郎に麻子を紹介します。
2人は初対面の演技で何とか乗り切ります。
そして温泉から出た後に、麻子は離れた別館へ香太郎を呼び出します。
ソファーに座り麻子に抱き着く香太郎は、自分はまだ麻子にとって雲の上の存在なのか聞きます。
そんな香太郎がかわいく見えてしまう麻子。
そして運動音痴の話で共感して2人は盛り上がります。
麻子の和んだ笑顔で安心した香太郎はひざまくらをしてもらいながら、子供の頃の話をします。
そして語られる香りのエキスパートに成るべくして成った母親とのエピソード。
麻子との最初のランチで言われた嬉しい言葉を思い返しながら、香太郎はひざまくらをされたまま寝てしまいます。
そんな香太郎を運べなくて困っている所へ麻子の上司・大蔵部長が現れ「だれにも言わないから」と言って運んでくれます。
社員旅行の翌日、香太郎は熱を出して欠勤します。
香太郎の部屋にお見舞いに来て看病する麻子。
風邪で嗅覚が利かず、麻子の気持ちを測りかねる香太郎は自分の存在価値を疑う程、気が弱くなっています。
しかし麻子の作ったお粥で香太郎はすっかり元気に。
香太郎から「お礼としてしてほしい事」を聞かれた麻子。
要求として香太郎がこりすにしていた「頭ポンポン」と「ズビシッ」をしてもらう。
実家に帰った麻子は母親に彼氏ができたことを報告します。
そして都内のレストランでコックとして働く弟・桂太には電話で報告し、香太郎と一緒に食べに行くことに。
予想以上のモテオーラを持つ香太郎に敵意むき出しの桂太は様々な方法で香太郎を試します。
しかし香太郎に『半分だけパンをねだった麻子の姿』を見て衝撃を受けた桂太は、姉を変えた自覚を持つように香太郎へ伝えます。
お店を出て、麻子は弟の料理を一緒に食べてくれた事を感謝し、「香太郎さん」と香太郎の望み通り、初めて下の名前で呼びます。
自分の欲求ばかりを叶える麻子に対し、それが自分の望みだと答える麻子。
香太郎は「大事にします」と伝えて麻子を抱きしめます。
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あせとせっけん2巻の感想
1巻で不安に駆られて泣いてしまった麻子でしたが、しっかり持ち直しましたね。
一瀬こりすの存在は間違いなく波乱のカギになりそうな感じがします。
香太郎の仕事ぶりの話で麻子とこりすが盛り上がりますが、こりすも仕事で尊敬している以上の感情があるのは間違いありませんね。
2人してほんわかした直後に、違和感を感じた二人がお互いを疑うシーン。
1ページ内の変化に2人の気持ちが詰まっていて面白いです。
こりすの存在に危機感を感じて大胆になる麻子ですが、大胆な行動を取っておきながら恥ずかしがっている姿が可愛い!
いや、普段から首筋のにおいを嗅がれたり、するまえにシャワー浴びさせてもらえなかったりと、結構マニアックな状況ばかりで今更な感じですよ。
それでも慣れていない感じがたまりません。
社員旅行では香太郎の運動音痴が発覚しますが、まず・・・
香太郎を擁しながら勝ちにくる商品開発部すげぇ!!
結果負けても10対5とか、椿さんの強さハンパないしキレイです。
大蔵部長も筋肉スゴイ!
浴衣がはだけちゃってるあたり、この人はオネエ口調なだけで中身は男だと思います。
その後、風呂上がりの麻子に呼び出され、膝枕されて子供の頃を語る香太郎。
これは気持ちいい・・・間違いない。
寝ちゃうの分かりますね。
でも話しぶりから、何となく子供の頃の話には続きがあるような気がします。
香太郎にとって自分の作ったせっけんで「いい思いしてる」と言った麻子の一言は、大事な思い出とリンクしていたんですね。
お互いが大事な存在になっている感じがあって、この香太郎の寝る間際の言葉はグッときますね。
そして大蔵部長に2人の関係がバレてしまいます。
うーん、大蔵部長、男前!
全然波乱な展開が見えてこないくらい、絶対内緒にしてくれる安心感がある。
きっと良い協力者になってくれそうな予感です。
酔いつぶれて寝てしまった事が原因で風邪を引いてしまった香太郎ですが、嗅覚が利かないせいでかなり弱ってます。
自分の存在価値を疑うほどに。
むしろ普通なぐらいですよね。普通の人なら目が見えなくなったくらいの状況でしょうか。
正直、自分の感情が分かってしまう状況にいるって、結構ストレスだと思います。
昼に食べたものを当てられるくらいなら良いですが、感情まで読まれてしまうとか後ろめたい事が無くてもちょっと嫌ですね。
隠し事もできませんし、何でも分かってる相手と一緒にいるとそれこそ自分の存在価値を疑います。
でも麻子は自分を出すのが苦手だから、ちょうど良いのかもしれません。
この2人の組み合わせだからこそ活きる能力ですね。
そして麻子の求めた「頭ぽんぽん」と「ズビシッ」。
これね、職場でやってたらセクハラです。
セクハラは受け取り手次第の部分もあるので、こりすは香太郎の事を好意的に見ているのは間違いありません。
ちなみに首筋の匂いを嗅ぐのも、抱えて密室に連れ込むのもセクハラを超えて犯罪の域に達しています。
香太郎は天然なんでしょうが、今までにも他の子にやってないのか気になります。
この話は置いておいて、ズビシッってしてもらった麻子の表情、可愛いですね。
麻子の笑顔はほんわかします。
自分なら気付かない内に抱きしめているはず。
そして麻子の実家。
ちなみにモデルになっているのは千葉県の四街道駅ですね。
山田金鉄先生の出身地かお住まいがこの辺りなのかもしれません。
帰省の話ではお母さんの表情に注目です。
麻子の変化を目の当たりにして、色々な思いが混じる母の描写。
実を言うとこの話は、2巻を最後まで読んでからもう一度読んでほしいです。
お母さんの表情に色々な感情を感じられるはずです。
実家への挨拶が楽しみですね。
弟の桂太には電話で報告ですが、桂太は香太郎の事を疑います。
いやまぁ当然ですよね。
子供の頃からコンプレックスを抱えてて、控えめな姉が突然イケメンの彼氏を紹介してきたら疑いますよね。
「騙されているんじゃないか」と。
姉を大事にしている桂太の想いが伝わってきますね。
こんな弟、女性なら絶対自慢したくなると思います。
レストランに行く日、普段と違う装いの麻子は全然雰囲気が違います。
職場の地味目でカワイイ巨乳さんが突然おしゃれしてきたら、ざわつくのは当然です。
そんな経験ありませんが、分かります。いや、そんな事ってあるのかな?
まぁ漫画ですしね。
とにかくこれだけ気合入ってたら間違いなく気付きます。
この様子を見ると、男性の中にも隠れファンがいたようですね。残念。
ここでもサラッとサポートしてくれる大蔵部長がカッコいい!
そしてレストランへ行く前の待ち合わせで、麻子を見た香太郎のリアクション。
これ変態っぽくて面白い!
麻子の可愛さに「ほかの男が嗅いでこなかったか」と心配するあたり、感覚がずれちゃってておかしいですね。かなりの変態発言であることは間違いありません。
ついに香太郎と桂太の対面ですが、完全に桂太が空回ってます。
この話は何と言っても、麻子が香太郎にパンを半分ねだるシーンが大きな意味を持っています。
この時の桂太の驚いた表情とその後の暗い表情。
自分が守ってきた姉の変化に驚きつつ、他の男がそれを変えたショックが読み取れます。
私はスキマスイッチの『奏』を思い出しました。言い過ぎですかね?
ここで回想される小学生時代の麻子の姿を、帰省したときの話で思い出していただきたい!
心から笑って話をしている麻子の姿は、お母さんにとって何よりも嬉しかったのではないでしょうか。
話は戻りますが、子供の頃の話を香太郎へ伝える桂太。
それを受け止めた香太郎の決意。
桂太は香太郎を認め、姉を託す気持ちができたのでしょう。
このシーンが個人的には2巻で一番の名場面だと思います。
姉思いの桂太の心の動きが切なく伝わってきます。
桂太、良い子だよ。
2人の仲も更に深いものとなったのは間違いありません。
ちなみに単行本には雑誌には掲載されていない、番外編が収録されています。
今回は香太郎が風邪から回復した直後の話ですが、2人のいちゃつき振りにほんわかする事間違いなしです。
まとめ
お互いの育った環境が見え、更に仲が進んだように感じます。
香太郎と一緒にいて、自分の気持ちを出す事ができるようになってきた麻子と、それを受け止めようとする香太郎。
恥ずかしながらも麻子が会社でカミングアウトできる日が待ち遠しくてしかたありません。
実は個人的に好きなのが『次巻予告』です。
場面の切り出し方でドロドロなストーリーになりそうな感じが表現されていて笑えます。
次巻はダブル浮気!?
まぁ無いですね。
2人のイチャラブっぷりが気になる『あせとせっけん』3巻は2019年3月23日(土)発売と予想されます!
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