亜人【第16巻】は2020年5月7日(木)に発売されました。
この記事では亜人最新刊16巻のあらすじや感想（ネタバレ含む）をご紹介します。
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亜人【第16巻】最新刊のネタバレ・内容
オグライクヤ、中野、下村、田中、秋山は永井のフラッド現象による空に登る粒子を見てそこに向かうことにする。
警察や自衛隊が負傷した人々の治療をしているが、そこに複数の永井のIBMが現れ次々に人々を殺傷していった。
中野と秋山はIBMから逃げ惑う人々に会い、対亜人特選群とも落ち合い、避難民とともに高射隊の倉庫に逃げ込むことにするが、通路が塞がっており狭い路地で応戦することにする。
下村と田中は自身のIBMで永井のIBMと戦うことにした。
オグライクヤは自身を知る学生と会い、彼らの自動車で粒子が登る場所に向かう。
学生に亜人のことを尋ねられ、彼は宇宙で起こることは全てビッグバンの時から決まっていたが、人の心が宇宙にない物質を呼び込んだと説明し学生を唖然とさせる。
佐藤はヘリに捕まり永井に別れを告げて去ろうとしたが、その脚を永井がつかむ。
永井は振り落とされて麻酔を打ち込むことに失敗して振り落とされるが、その時真鍋が佐藤を狙撃し佐藤を落とすことに成功する。
そして後は永井に任せるとつぶやくのだった。
佐藤はヘリを広い場所に停めるようIBMに命じ、永井にもうする必要がないのになぜ自分に立ち向かうのかと尋ねるが、なんと永井は記憶を失っていた。
佐藤はそのことに安心してバイクに乗っている人の頭を撃ち抜き、そのバイクを奪ってヘリの着地点に向かって去って行く。
永井は自身が持つ銃や周りの風景から考えた結果、自分が亜人であると推察し自分を撃って記憶を取り戻した。
そしてヘリの場所を脳裏に描き、土地勘のない佐藤よりも地元民の自分の方が早く到着できるはずだと考えその場所に先回りすることにする。
永井は自身のIBMに腕を斬られたり、胸に鉄の棒が刺さったら銃で自殺したりしながら目的地に向かっていく。
下村はバイクに乗る佐藤を撃とうとしたが頭を撃たれて倒れ、田中が彼女の銃を拾い撃とうとするが佐藤の笑顔に自分がかつて彼に囚われの身から助けられたことを思い出して撃てず泣くのだった。
オグライクヤは怯えた学生らの自動車から降り、自らIBMの大群の前に出て亜人のことを語る。
亜人は何度でも立ち上がり抗い続けるものだと。
中野、秋山、特選群はIBMに追い込まれており、中野と秋山が前に出て人々を守ることにする。
オグライクヤは最後のタバコを吸い終えた時、永井のIBMに囲まれ死を受け入れるように両手を開いてIBMの腕が振り下ろされるのを待つ。
中野は怯える子供に大丈夫だと言ってあげ、秋山と一緒にIBMの前に出て防いだ。
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亜人【第16巻】最新刊の感想
前回のラストからあとは永井と佐藤のラストバトルで終わりだと思っていたのですが、中野たち、下村たち、そしてオグライクヤと様々な登場人物が頑張っている場面があり、群像劇のようで面白く感じています。
一番面白かったシーンは自分に追いすがって来た永井に呆れる佐藤の様子でしょうか。
バトルマニアな彼ですら呆れる永井の執念にさすが主人公だなと嬉しくなりました。
そして真鍋のアシストも良くて素晴らしい渋いキャラになってくれたものだと思います。
それぞれのグループに分かれた永井一派ですが、きっとそれぞれに魂の救済があるのではないでしょうか。
永井は佐藤との決着、中野は人々を守り必要とされる自分になる、田中は自身のトラウマの理解者を得る、みたいな感じになると思います。
まとめ
以上、亜人【第16巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。
永井VS佐藤の戦いで、ピンチの時にカイトが助けに訪れ永井とカイトのコンビで佐藤を倒して欲しいと思います。
次の巻が早く読みたいですね！
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