アクタージュ【第86話】は2019年10月21日発売の週刊少年ジャンプ2019年47号に掲載されました。
この記事では最新話【第86話】『必死』のネタバレを含むあらすじと感想をご紹介します。
前回の話をまだ読んでいない方はこちらから先にご覧ください。
この先、ネタバレの内容を含みます。
アクタージュ【第86話】最新話のネタバレ・あらすじ
作品に愛されることで役に入り込む夜凪。
対する陸は観客を味方につけて戦う、と大立ち回りを行います。
それをモニターから見ていたアラヤは冷静に分析するのでした。
夜凪の静かで冷たい芝居で観客を凍り付かせることと陸の派手で華のある芝居で観客を鼓舞すること。
「休む間もない正の芝居と負の芝居の攻防。手に汗握るってのはこのことだね」
二人の芝居に熟練の演者たちも驚く中、千世子と黒山は静かにモニターを見つめています。
舞台のそでから見守る夜凪の共演者の一人、市子は戸惑いを隠せません。
陸が楽しそうに演技をしているのが信じられないというのです。
自分が夜凪とあんな風に芝居ができる自信がないという市子。
「夜凪さんが今・・・どんな気持ちで芝居をしているのか想像するだけで私・・・」
花子が話しかけようとしますが、それよりも早く武光が言うのでした。
夜凪は今、必死なのだ、と。
花子につかみかかりたいであろう衝動を抑え込んで芝居をしている夜凪。
それは彼女が役者でありつづけるためだ、と武光は続けます。
「俺たちが応えなければ夜凪の必死が無駄になる」
陸と殺陣を続ける夜凪を見つめながら市子や武光も覚悟を決めるのでした。
白石も同意して言います。
陸もそれに気づいているのだろう、と。
夜凪の羅刹女の剣を合わせながら陸は歓喜していました。
(誰よりも目立つばかりにこの国を追いやられた俺が、今お前より目立つためにこんなにも必死だ)
陸の頭の中に、芸能界のしがらみによって仕事を失った過去がよぎります。
事務所を裏切った俳優としてみせしめにされた陸。
アリサの譲歩をも断って海外へ行くことを決意したのでした。
あの時、アリサの言葉に違う答えをしていたならば。
空港まで見送りに来た白石の言葉に耳を傾けていたならば。
(もしあの時もう少しだけ、この国をあきらめずにあがいていれば)
孫悟空として演じる陸は、羅刹女に押し負けて膝をついてしまいます。
そんな演技をしつつもなお、口元に笑みを浮かべながら思うのでした。
(もっと早くこの国でこういう日に出会えてたかな)
無意識に後悔していた自分に気づき、俺らしくねぇと思いなおす陸。
自分らしさとは何か、と考えることすらやめて夜凪との芝居に熱を込めるのでした。
(今はただこの幸福な時間を全身全霊で)
孫悟空が変化の術を使い消えたことで場面はいったん切り替わります。
モニターを控室で見つめるチーム乙のアラヤは言うのでした。
ここまでだと思う、と。
次の場面は、夫の牛魔王に化けた孫悟空が羅刹女を口説き落とそうとするものなのです。
陸は映画俳優であるがゆえに演じ分けることをしてきませんでした。
カメラワークによって俳優の芝居が補助される映画。
舞台にはそれがありません。
黒山も同意しながらこう言うのでした。
「まもなく観客は王賀美の存在に慣れ始める」
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アクタージュ【第86話】のネタバレをご紹介しましたが、やはり絵と一緒に読んだ方が断然!面白いですよ。
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アクタージュ【第86話】最新話の感想
夜凪の芝居によって陸が歓喜しているのがとてもよくわかりました。
華々しい存在感を持つ陸はまさにスターといった感じですが、アラヤの話によると舞台向きではないとのこと。
中盤に差し掛かる羅刹女の物語でどのような変化をつけて戦うのか難しいですね。
陸以外の共演者の出番も近づいているようで楽しみです。
まとめ
以上、アクタージュ【第86話】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次号も見逃せませんね。
次回のアクタージュ【第87話】は2019年10月28日発売の週刊少年ジャンプ2019年48号に掲載予定です。
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