アクタージュ【第104話】は2020年3月9日発売の週刊少年ジャンプ2020年15号に掲載されました。
この記事では最新話【第104話】『起爆剤』のネタバレを含むあらすじと感想をご紹介します。
前回の話をまだ読んでいない方はこちらから先にご覧ください。
この先、ネタバレの内容を含みます。
アクタージュ【第104話】最新話のネタバレ・あらすじ
獣のような演技で孫悟空役のアラヤと取っ組み合いをする千世子。
変幻自在の演技に観客もくぎ付けになっています。
人目なんて気にしている場合ではない、と黒山はいいます。
「ただし、見せ場は観客の見たいもん、見せてやれ」
その言葉の通り、孫悟空の一撃を受けた羅刹女の千世子は美しい顔でうずくまります。
しかし牛魔王、という名を聞いた途端にまた豹変するのでした。
なるほど、と陸は感心します。
「天使のように美しく、悪魔のように恐ろしく、この二つを延々と繰り返すつもりか」
夜凪と陸が二人でやっていた対極の芝居を、千世子はひとりでやってのけているのです。
それだけではなく、千世子は自分がどのように映像に映るのかを計算して動いているようでした。
先に演じていた夜凪たちの芝居から研究して、どこにカメラがあるのか、見せ場をどのカメラに担当させるのかを決めているというのです。
映像屋である黒山だからこそなせる業だと陸は言うのでした。
千世子の映像を見ながら、夜凪は思わずすごいと感嘆の声を漏らします。
(遠くて近い、近くて遠い)
千世子の美しい演技を見ながら、共演者ですら驚いていました。
「昨日の今日でよくこんな完璧に」
今まで天使として続けてきたことと、新たに学んだことを繰り返している千世子。
それを見守る和歌月もまた、黒山によって自分が変えられたことを自覚しているようでした。
稽古中の和歌月に黒山はいきなりライターの火を近づけます。
「例えば未だにお前が自分の芝居を好きになれねぇのは、火焔山の熱さを知らないからかもしれない」
黒山はそういうと、自分が戦場カメラマンとして見たらしい光景をたとえに出します。
「異国の女に流れ弾から庇われたことは?」
「手前の血でできた水たまりの中で助けを乞うでもなく、私を撮り続けてと懇願されたことは?」
炎の熱さを知らないなら火に触れろ、と黒山は言います。
自分の実力不足を感じている和歌月。
それを黒山も見抜いていました。
「本物の力をつけろ、和歌月。俺が手伝ってやる」
黒山は自分たちを見てくれている、と和歌月は思うのでした。
(私がほしくてたまらなかったものを、お前はもう持っているよと教えてくれる)
今までとは別人のような演技をする和歌月は、他のベテラン共演者に混じっても見劣りしませんでした。
それを見守るアラヤもつぶやきます。
「一人の役者が一生かかっても破れないかもしれない殻をこうも易々と」
本番で役者を変えるのではなく、練習時間のある稽古で変わるべきだと黒山は考えているようでした。
和歌月の芝居が強ければ強いほど、千世子に目がいくと夜凪も気づいていました。
黒山は主役を際立たせるために共演者である和歌月を景色にしたのでした。
夜凪はそんな彼らの芝居を見ながら唇をかみしめます。
「私だって。私たちだって・・・」
「まだ明日も明後日もあるんだから!」
黒山は夜凪の成長のためにさらに千世子を利用しようと考えているのでした。
「お前は起爆剤だ。しばらく夜凪の一歩先をいってもらうぞ」
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アクタージュ【第104話】のネタバレをご紹介しましたが、やはり絵と一緒に読んだ方が断然!面白いですよ。
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アクタージュ【104話】最新話の感想
千世子の演技を見て、夜凪が奮い立つような展開になってよかったと思います。
黒山の思惑も垣間見えるシーンがあった今回。
黒山には何か撮りたいものがあって、そのために夜凪が必要なのかなと思いました。
それが明かされるのももうすぐではないでしょうか。
まとめ
以上、アクタージュ【第104話】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次号も見逃せませんね。
次回のアクタージュ【第105話】は2020年3月16日発売の週刊少年ジャンプ2020年16号に掲載予定です。
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