少年の初恋は美少女♂でした。【第1巻】は2019年7月12日(金)に発売されました。
この記事では少年の初恋は美少女♂でした。最新刊1巻のあらすじや感想（ネタバレ含む）をご紹介します。
この先ネタバレの内容を含みますが、「やっぱり文章ではなく漫画として読みたい！」という方は下のリンクで読む事ができますのでお試し下さい。
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少年の初恋は美少女♂でした。【第1巻】最新刊のネタバレ・内容
高校三年の五月、寮制の学校に転校した牛若柊吾。
彼はそこで、二度と会いたくなかった相手、竜ケ崎蓮と再会してしまう。
十年ぶりに会った竜ケ崎蓮は、腰を越すほどの長い金髪が美しい、セーラー服姿の麗人だった。
再会を喜び近づいてくる竜ケ崎に、牛若は憤怒を込めてこう尋ねる。
「…貴様。なんでまだそんな格好している？」
竜ケ崎は麗しく微笑み、こう答えた。
「相変わらず美しいだろう？ 私の女装は」。
十年前、牛若は人生最初の恋に破れた。
長い間女の子だと思って遊んでいた初恋相手は、女装した男の子だったのだ！
失恋直後の牛若の引っ越しでそれきりになってしまったふたりはこうして高校で再会し、交流を復活させることになった。
驚いたことに、女装した竜ケ崎はその美しさと気高さで、生徒たちに「竜ケ崎さま」とあがめられる存在であった。
混乱した牛若は転倒し、身に付けていたペンダントのロケットが取れて転がってしまう。
それを拾った竜ケ崎はロケットに写真が入っていることに気づき、牛若が止めるのも聞かずそれを開けた。
「これは…私…？」。
竜ケ崎はつぶやく。牛若の真っ赤な顔が、彼の感情のすべてを表していた。
彼は、まだ竜ケ崎への初恋を忘れられていなかったのだ。
寮の自室へ行き、現れた竜ケ崎に牛若はこう宣言する。
「俺は必ず、貴様以外を好きになる。もう二度と、竜ケ崎を好きにはならん」
竜ケ崎は不敵に微笑んで答えた。
「私のためにもぜひそうしてくれ。だって、同室者だからな」
こうして牛若は初恋相手と同室という地獄のような寮生活を送ることになった。
翌日、牛若は竜ケ崎に紹介したい相手がいると呼び出される。
待ち合わせ場所に竜ケ崎と黄色い歓声を伴って現れたのは、『女装部』と呼ばれる可愛らしい四人の女装男子だった。
ゆめかわ系女装男子、司馬朔太郎（2年）。
黒髪褐色女装男子、卯月ノア（１年）。
小悪魔系女装男子、鳳愛（２年）。
そしてロリータ系女装男子、末永あさひ（1年）。
その可愛さで校内抜群の人気を誇る彼らは、寮生でもあるため、混乱を避けるため新入寮生には紹介される決まりだったのだ。
彼らに女装男子が好きだと誤解された牛若は、それを否定するあまり竜ケ崎が初恋相手だと告白してしまう。
彼らに竜ケ崎との恋を応援された牛若は、「好きじゃねぇ！」と雄たけびを上げつつ、竜ケ崎の笑顔を見て真っ赤になってしまうのだった。
とある朝、この学校では部活に入るのが必須だと聞かされた牛若は、どうせ入るなら剣道部だ、と答えたが、現れた司馬と鳳に、女装部への入部を勧められる。
牛若が断ると、竜ケ崎は女装部の人脈を生かして牛若の部活探しを手伝ってやると言い出す。
そして放課後、司馬に料理部を、卯月にキックボクシング部を、末永にゲーム同好会を紹介されるが、竜ケ崎の存在感が大きすぎてどの部にも興味が持てない。
司馬から竜ケ崎に対等の友人がいない、という話を聞いた牛若は、女装部への入部を決意する。
…しかし、女装はしない。
あくまでも、マネージャーとして、だ。
女装部に入部したことで女装男子たちと近しくなった牛若は、彼らがそれぞれ女装する理由を聞く。
彼らに部活という居場所を与えた竜ケ崎は、彼らの恩人なのだということも。
部活の一環として可愛い服に身を包んだ女装男子たちの写真を撮った牛若は、休憩時間に外の自販機に飲み物を買いに行った。
その帰り道、木の上から彼の前に飛び降りた人影があった。
凶暴な目つきの男子生徒は、牛若に卯月の写真を見せながら言った。
「こいつの居場所を吐け。言わねぇと…咬むぜ！」
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少年の初恋は美少女♂でした。【第1巻】最新刊の感想
ヒロイン（？）の竜ケ崎蓮のビジュアルが最高に好みでした。
金髪ロングヘア、猫目のセーラー服美少女（？）。
性格も自信たっぷりでナルシスト感たっぷりながら包容力があり、「竜ケ崎さま！」と作中で慕う生徒が出るのも納得の女王様ぶりです。
彼が牛若に対して「がんばって私の美の迷宮から脱出してくれ」と言った時のあの絶対逃げられないだろう、という雰囲気（作中ではセリフだけですが私の脳内では確かに見えました）は最高です。
牛若くんには頑張って彼の魅力にあらがいつつ降伏してほしいです。
まとめ
以上、少年の初恋は美少女♂でした。【第1巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次の巻が早く読みたいですね！
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