失格紋の最強賢者【第12巻】は2020年9月12日(土)に発売されました。
この記事では『失格紋の最強賢者』最新刊12巻のあらすじや感想（ネタバレ含む）をご紹介します。
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失格紋の最強賢者【第12巻】のネタバレ・内容
魔族を追ってフォルキアの街に辿り着いたマティアスたち。
この町は魔族だらけであった。最初にギルドに向かったのだが、ギルドの受付嬢（魔族）から思考を鈍化する魔法をかけられた。
もちろんマティアスは、そのことに気付いていたため魔法を防いだが、魔族を油断させるため、魔法にかかったふりをした。
魔族たちは疑り深く、各所で思考鈍化の魔法を重ね掛けしていた。
イリスは何もないところでズッコケて、平常なのに思考鈍化の掛けすぎと魔族に心配されるほどであった。
魔族の鉱石精錬施設に潜入したマティアスたち。
そこでランキン魔鉱石を採掘していることを知る。
ランキン魔鉱石は1トンもあれば国一つ滅ぼせる魔力爆弾が作れる。
採掘には10年単位の時間がかかるため、すぐにどうこうという話ではないが、魔族の殲滅をすることに決める。
敵として認識できた亜魔族は32人である。
連携が得意な亜魔族は町の中心に集まっている。これ以上の離れることはないと分析したマティアスは、不意打ちで各個撃破することに決めた。
暗黒竜のイリスに囮を任せる。
普段は抑えていた魔力を10%ほど解放しただけで、亜魔族たちは気付いて偵察を行いに来る。
マティアスは隠蔽の魔法を利用して、1人、2人と亜魔族を討ち取っていく。
イリスの仕業と考えた亜魔族たちは、イリスを包囲するように集結してくる。
包囲する以上、亜魔族たちは単独行動になるため、マティアスの良い的である。
ルリイとアルマに協力させ、まるで罠にかかったかのように亜魔族を始末していく。
罠を警戒して亜魔族が罠探知すると、マティアスたちは魔力を抑えて気付かれないようにするなど、徹底的に亜魔族を翻弄していく。
連携が得意な亜魔族を、仲間との連携で撃ち破るマティアスは、仲間の大切さを再認識する。
罠にやられているのではないと気付いた亜魔族は全員が合流する。
合流中にもマティアスが数人討ち取ることで、亜魔族は10人まで減った。
勝てなくはないが、多少面倒だと逡巡していると、亜魔族は別の大きな魔力反応の誰かを攻撃し始めた。
意図せず陽動の形になったマティアスは、亜魔族を殲滅して頭目を捕らえた。
別の大きな魔力反応はギルアスだった。
ギルアスは亜魔族の頭目と一騎打ちを希望し、マティアスは了承した。
反動斬鉄という技を繰り出し、勝利するギルアス。
諸刃の技で体がボロボロになるも勝利する。
領主に偽装した亜魔族の頭目を討ったことで、禁止区域へ立ち入る許可が貰えなくなる。
ギルアスが機転を使って緊急事態法に基づき、領主代理に就任する。
フォルキア領主代理になったギルアスがマティアスに禁止区域へ立ち入る許可を出す。
その後、精錬工場工場長をフォルキア領主代行の代行に任命する。
結果オーライということで、一行は禁止区域へ向かう。
禁止区域にある魔族を探知する施設は、実はマティアスが数千年前に作ったものだった。
仲間たちに中の貴重装備を探させている間に、マティアスは魔族を探知する。
中の貴重な装備は、強すぎて扱い辛いものばかりであるが、頑丈ではあるので入手しておく。
魔族の探知からフォルキアの亜魔族に命令を出していた者は、迷宮都市の魔族であると結論付ける。
その魔族の名はザリディアス、今のマティアスたちでは勝てない相手である。
不老魔法を使って200年くらい修行すれば勝てるというマティアス。
それ以外だと、強力な魔道具を使う方法があると提案する。
エイス王国に強力な魔道具があることが分かる。
ザリディアスもエイス王国に向かう。マティアスが足止めに向かい、ルリイとアルマが魔道具を確保に向かう。
イリスの強烈な先制砲撃で、ザリディアスとの戦闘が開始する。
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失格紋の最強賢者【第12巻】の感想と考察。
常にハラペコで数千年前の缶詰すら食べようとするイリスが可愛いですね。
真面目に話が進んでいるコマの脇でイリスがちょこまか関係ないことしているのも好きです。
あとは脇役のギルアスもＳ級冒険者として強者の格を保てる描写を貰えているのは良いと思います。
脇役が活躍する漫画は楽しいものです。
本筋は、マティアス無双で、まだルリイとアルマが狙われると弱点の段階ですが、この2人も徐々に強くなってきています。
ザリディアスも出てきましたし、そろそろ仲間の力を借りないとという場面が増えていくのかもしれませんね。
まとめ
以上、失格紋の最強賢者【第12巻】のネタバレ・内容、感想を紹介しました。
今まで無双状態だったマティアスですが、初めて格上であるザリディアスと戦うことになりました。
おそらく、通常の状態では苦戦して、ルリイとアルマが強力な魔道具を渡して勝利するという方向になるのでしょう。
次の巻が早く読みたいですね！
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