サタノファニ【第12巻】は2019年2月6日(木)に発売されました。
この記事では『サタノファニ』最新刊12巻のあらすじや感想(ネタバレ含む)をご紹介します。
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サタノファニ【第12巻】のネタバレ・内容
堂島瀬里と真希は、うまく追ってから逃げて名古屋に向かった。
命令の背いたメデューサ9名は全員捕まり、3人用のベッドに押し込まれている。
二人のパパである堂島からの提案で、二人は名古屋港で落ち合うのではなく、その隣にある水族館でネイビスへの航空券とパスポートを受け渡す約束で、水族館に向かった。
水族館で待っていると、堂島が現れ、堂島親子3人は水族館でつかの間の親子水入らずの幸福な時間を過ごした。
このポートビルは夕日がきれいで、夜は貸し切りにしてあるからと不安気な二人を安心させて夕日をみていた。
その時、二人の背後に見知らぬ男が立っていた。
名前を武本といい、二人が惨殺した遺族の一人で、二人の命の引き換えに、他の方の賠償も肩代わりしてくれる人だと堂島が二人に紹介した。
堂島は二人が起こした事件の遺族への賠償でお金がなく、ネイビス行きをエサに二人が武本に殺されるように呼び寄せたのだった。
二人を見ると、武本は拳銃を抜き、死んだ孫娘の復讐のため発砲した。
しかし、戦い慣れた瀬里に蹴飛ばされる。堂島は娘の死ぬところは見られないと言ってその場から離れようとエレベータに向かった。
その時、別のエレベータから他の遺族集団が現れ、二人に拳銃の弾を撃ち込んだ。
二人は、銃をもった遺族集団を走って突破しようとしたところを、武本に撃ち込まれ瀬里にあたる。
瀬里は肩を負傷したものの、動けるので二人は非常階段に逃げ込み、階段で下に逃げようと試みた。
しかし、非常階段の下からも銃をもった遺族集団が現れ、上からも来て挟み撃ちになり、二人は遺族集団に捕まってしまう。
瀬里は拷問で一人一発拳銃の弾を撃ち込まれる。
真希は、遺族の一人に復讐を果たすためレイプされそうになっていた。
その光景をみた瀬里は、自らの意思でマーダーモデルを覚醒させ、自分を取り囲んでいたすべての遺族を一人で撃ち殺した。
しかし、体に受けたダメージが大きく、出血で動くことが出来なくなる。
真希は武本に銃を突きつけられている状況で、瀬里は最後の力を振り絞り、武本の頭部を拳銃で打ち抜いた。
真希が無事なところを見届けると瀬里は力尽きて死んでしまう。
瀬里の意思通り、真希は一人無傷の状態で逃げた。
翌日二人のパパ堂島は首を吊り死んでいると報道される。
その頃、千歌の兄甘城道隆は名古屋での事件の真相を探り、千歌を救うため名古屋に行くことを決めた。
殺人現場になったポートタワーに着いた甘城道隆は、鑑識に変装し独自に現場検証を行う。
現場に残る血痕から、ここでなにが起きたのかを推測する。
そして、父親が二人を売り瀬里は一人で全員を射殺し自分も死亡したと結論を出した。
その頃、五菱重工の社長が羽黒刑務所に訪問し、真聖教団という新興宗教が新しいメデューサを開発していることを告げた。
五菱重工から真聖教団本拠地へ工作員を送り込んだが、誰一人戻らない状況で、詳細な情報は皆無だった。
一か月後、真聖教団の高校に一人の女子高校生が転校生で入った。名前を空木ちかと言う。
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サタノファニ【第12巻】の感想と考察。
瀬里は妹真希を守るため、自分の意志でマーダーモデルを覚醒させました。
これまでは、強制的にマーダーモデルを発動させられていて受動的な能力だったけど、今回の瀬里のように誰かを守るために自発的に発動することができました。
また、他のメデューサ9名は組織の命令に背き、瀬里と真希を逃がすためにチームになって戦いました。
今までの行動とは明らかに違う傾向を示していましたね。
個で戦っていたのがチームで戦うようになったので、よりパワーアップした感じがして今後がとても楽しみです!
まとめ
以上、サタノファニ【第12巻】のネタバレ・内容、感想を紹介しました。
瀬里が自分の命を引き換えに守り抜いた真希が、新たなメデューサの仲間になってしまいました。
元のメデューサに一丸となって救い出して欲しいですね。
次の巻が早く読みたいですね!
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