機動戦士ガンダム サンダーボルト【15巻】最新刊のあらすじ・ネタバレと感想・考察を紹介!

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感想・ネタバレ
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機動戦士ガンダム サンダーボルト【第15巻】は2019年3月4日(水)に発売されました。

この記事では『機動戦士ガンダム サンダーボルト』最新刊15巻のあらすじや感想(ネタバレ含む)をご紹介します。

この先ネタバレの内容を含みますが、「やっぱり文章ではなく漫画として読みたい!」という方は下のリンクで読む事ができますのでお試し下さい。

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機動戦士ガンダム サンダーボルト【第15巻】のネタバレ・内容

第124話
大型シャトルから、ケージごと次々と地球周回軌道に投入されるモビルスーツ・サイコ・ザクマークⅡ。

回収作業を始めた南洋同盟の掃海艇を見守りつつ、ビビはMSガルバルディαの操縦席から仲間たちに檄を飛ばす。
率いるMS隊「ベンソン・ファミリー」には、サイコ・ザクのパイロット候補・ハンク、ボリス、エイプリル、マシューの4人がいた。

ビビは「ダチ」に倣ってコクピット内で音楽を鳴らす夫・フィッシャーを叱りつけるが、彼に堪えた様子は全くない。

そこに地球連邦軍のパトロール艦隊が現れ、搭載したMSを展開し始める。
ビビの号令一下、倍する敵を相手に「ベンソン・ファミリー」は戦闘を開始した。
フィッシャーは健在だった両腕をわざわざ置き換えた義手での操作に、手応えを感じていた。乗機のMSペズン・ドワッジは、早々に1機を撃破する。

地球の大気圏をこするような空間に、幾つもの爆光が咲き乱れた。

第125話
密林を流れる大河から浮上してくるMSゴッグとズゴック。
ゴッグが川辺に降ろした救命ボートからは、南洋同盟の整備兵たちが物資調達のため、密林内の格納庫へ向かう。

残されたゴッグのコクピットで、セバスチャンの死に対する自責の念に苛まれるビリー。
カウフマンはそういった殺し合いの宿命こそを断ち切るべきだ、と諭す。

整備兵たちが持ち帰った戦車・マゼラアタックの車体へ、整備兵の長・ドミトリーの担架を運び上げながらビリーは彼に、次に乗るMSの整備を頼み込む。

次の戦場、宇宙を目指し遠ざかっていく彼らの背後では、強襲揚陸艦・スパルタンの轟沈をきっかけに活発化したタール火山が、噴煙を高く立ち昇らせていた。

第126話
連邦軍の戦闘爆撃機・フライマンタの一隊に追い詰められるダリルのサイコ・ザクを載せたチャウ・ミンたちの攻撃機・ドダイ。
サイコ・ザクには既に武器は無く、ドダイも弾切れという危機。が、飛来した戦闘機・ドップの集団がフライマンタ隊を撃墜する。

さらにドップたちの母艦と思われる巨大な攻撃空母・ガウが出現し、警戒するダリル達。
しかしガウにはダリルの別れた仲間・ペトロとジャニスが乗りこんでおり、指揮官もかつての上官・ガレだった。

カーラやレヴァン・フウと合流するため宇宙に上がりたいダリルと、アジア各地から略奪した美術品を無事宇宙へ持ち出したいガレの目的が一致し、ダリルはガレ一党の用心棒役を引き受ける。

第127話
辺境の宙域をゆく南洋同盟の機動巡洋艦・ザンジバル。
辿り着いた小惑星に偽装された巨大ドックには、艦の全長がつま先ほどにしか相当しない、超弩級の二足型機動兵器が係留されていた。
「ビグ・ザム!?」
艦内から驚愕するセクストン。

同じ艦に共に肉体を置きながら、レヴァン・フウとカーラは輝く思惟上の空間で、余人を交えず意思をぶつけあっていた。
ジオン共和国からソーラ・レイを奪い、アナハイム社を殲滅するという南洋同盟の目的はレヴァン・フウの私怨に過ぎない、と指摘するカーラ。
が、レヴァン・フウは彼女の中に、ジオンに対する復讐の炎を見ていた。
巨悪を倒し正道を成す、という名目で、彼はカーラに協力を要請する。

第128話
海上に停泊する空母。
甲板には仮設テントが並び、ミデア輸送機でスパルタンの元乗員たちが次々と運ばれてくる。

パイク艦長のジャケットの切れ端を握り締めたメグ、そしてトビー。
2人を手始めに、モニカの部下たちはサイコ・ザク追跡部隊への志願者を募って、健在な元乗員たちに声を掛けていく。

ビアンカはモニカの作戦の出来をこきおろしつつも、参加を表明。
イオの所在を訊ねたとき、彼女は漏らす。
「あいつは…多分もう使い物にならない……」

医療テントにやってきたモニカの部下たち。
やがて彼らが見つけたのは、完全に表情が抜け落ちたまま、ベッドの上に座り込んで動かないイオだった。

そして新たに甲板上へ着艦したミデア。
背部ハッチのスロープを下る列の中に、南洋同盟に寝返ったはずのコーネリアスの姿があった…

第129話
ジャブローの支援者たちからも作戦の失敗を糾弾され、指揮権の剥奪と更迭を予告されたモニカ。
ホットラインで呼び出した相手は、アナハイム社の執行役員・アンディー・ウェリントンだった。

スパルタンの元乗員たちで混みあう空母上のテント村を歩くコーネリアス。
給食場に並んでいたアリシアは彼に声を掛けるが、ふとした拍子にその手に彫られた南洋宗の刺青に気づいてしまう。
表情を消したコーネリアスはアリシアを突き飛ばし、群衆に紛れ込んだ。

ウェリントンは南洋同盟を追い詰めた点を評価し、軍にモニカの更迭を撤回させることと、追跡部隊への社からの増援を約束する。
彼の目的は、サイコ・ザクに使われている技術を自社の傑作MS・ガンダムに取り込むことにあった。
パーフェクトガンダムの実現こそが核に次ぐ新たな抑止力、とモニカは応じる…

第130話
イオのベッドを訪れたコーネリアス。
持ち込んだ点滴パックを使って親友を始末することが、彼の最後の任務だった。
やがて痙攣を起こしはじめるイオの身体。
眼窩から血を流す彼の顔へ、口づけするかのように、コーネリアスは顔を寄せていく。

そこに姿を現したリリーとイースの姉妹。
頭に直接響いてくるリリーの言葉に、うっかり口で反論したコーネリアスは、医療テント中の人間の注目を集めてしまう。

突然、血涙を溢れさせるイース。
直後に感じた気配に、コーネリアスは背後を振り返る。
彼が見たのは、ベッドから拳銃の銃口を向けるイオの姿だった。

第131話
アリシアの報告に医療テントへと駆けつけたビアンカと警備兵たち。
全員で銃を向け、コーネリアスに投降を促す。

超常の能力でイオのダメージを我が身に引き受けたとおぼしきイース。
死に瀕している彼女を抱いて、リリーは必死に呼びかける。

一方、コーネリアスは呆然とした表情のまま銃口を向けるイオを、もの悲しげに見つめるだけだった。
次の瞬間、イオの放った銃弾が彼の首を撃ち抜く。
そして力を使い果たしたようにベッドに崩れ落ちたイオは、過去の夢を見た。

それは自分とコーネリアス、そしてやはり己の手にかけてしまったクローディアの3人の思い出の夢だった。

第132話
親友の眼鏡がのった遺体袋の前で、涙を流すイオ。
妹の小さな遺体袋から離れないリリー。
やがて喪失をかかえた者同士は抱き合って、互いの支えになることを誓った。

そこにやってきたモニカは追撃部隊も宇宙へ上がり、サイド3を目指すことを告げる。
ほどなくして、追撃部隊に志願した者たちを乗せたミデアが空母から飛び立った。

持ち込んだMSが横たわるコンテナ内に集合した志願者たち。
一団の前に立ったメグは追撃部隊の司令官に就任したことを話し、パイク艦長の遺志を継いで、レヴァン・フウの計画を潰すことを宣言した。

スパルタンのエンブレムが掲げられ、場の全員が敬礼する。
その中にはビアンカ、オルフェ、デント、リリー、クリード、ソニア、バークレー…そしてイオの姿もあった。

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機動戦士ガンダム サンダーボルト【第15巻】の感想と考察。

双方の陣営が態勢を整え直す経過を描いた巻ですね。
ガルバルディαにペズン・ドワッジとかマニアックな機種が出てきて嬉しいです。
そしてビグ・ザムがデカい、デカすぎる。
ソーラ・レイの移送手段として使うみたいなので、絵面的に相応のサイズが必要なんでしょうね、たぶん。

ただ、イースの「人のダメージ引き受けます」能力。
いくらニュータイプといっても相手の肉体にまで直接影響を与えられる能力はどうなんだ、とは思いました。

あとガンダムが核の次の抑止力として機能するかも、かなり怪しい気がします(笑)
核ほど様々な運用手段がとれて使い方もシンプルとは思えない…。

 

まとめ

以上、機動戦士ガンダム サンダーボルト【第15巻】のネタバレ・内容、感想を紹介しました。

サンダーボルト版のビグ・ザムが動くところが早く見てみたいですね。

アナハイム社の「増援」も何を送ってくるのか気になりますが…。

 

次の巻が早く読みたいですね!

 

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