五等分の花嫁【第108話】は2019年10月30日発売の週刊少年マガジン2019年48号に掲載されました。
この記事では最新話【第108話】『最後の祭りが四葉の場合②』のネタバレを含むあらすじと感想をご紹介します。
前回をまだ読んでいない方はこちらから読んでみて下さい。
この先、ネタバレの内容を含みます。
五等分の花嫁【第108話】最新話のネタバレ・内容
四葉が倒れる少し前。
学園祭で上杉の幼なじみである竹林と遭遇した四葉は驚いていました。
四葉の顔をまじまじと見つめる竹林。
五つ子の方を拝見するのは今日が初めてで、と言いながら竹林は意味深につぶやきます。
「四つ子は見たことあるんですけどね」
学園祭の疲れでふらふらしていた四葉はその言葉に固まります。
その様子を見た竹林は唐突に言い当てるのでした。
「風太郎と会ったのはあなたですか」
京都で会った六年前の写真を上杉から何度も見せられていたという竹林。
二乃たちに四葉だけ、六年前にはぐれていたと聞いたのです。
さすが上杉の先生だ、と言いながら四葉はうつむきます。
上杉に秘密にしてほしい、という四葉に竹林は理由を問いかけるのでした。
「がっかりされたくないんです、上杉さんはずっと正しく努力してきたのに私は無駄なことに執着した意味のない五年間でした」
そんな四葉に竹林はそれだけなのか、と問いかけるのでした。
そして過労で倒れてしまった四葉は病院の廊下を歩いていました。
誰の役にも立てなかったと倒れたことを後悔する四葉の目の前に上杉が現れます。
迷惑をかけたみんなに謝らないといけない、と出ていこうとする四葉。
演劇部だけではなく、その後も色々な仕事を引き受けていたというのです。
私のせいで、と涙を浮かべる四葉に上杉は言います。
「ここを動くつもりはない」
絶対安静だと言われている四葉を通さないという上杉。
四葉が倒れたあとのことを話し始めるのでした。
演劇部に行った上杉は部長や代役の子に四葉に代わって謝罪します。
とんでもない、と謙遜する二人でしたがもともと舞台には人員の余裕がありませんでした。
やっぱり中止になってしまったのか、とうつむく四葉ですが上杉が取り出した今日の演劇部の舞台の映像を見て驚きます。
そこに映っていたのは以前、四葉がヘルプに入っていた陸上部の部長でした。
四葉に心酔していた彼女は初日の公演を見て、セリフまで覚えていたのです。
四葉に合わせて作ってあった衣装を手直ししたのもまた、四葉が以前助けた人たちでした。
「こいつらは全員、お前の世話になったやつらばかりだ」
上杉はそう言って四葉のせいではなく、四葉のために集まったのだと諭すのでした。
明日の仕事は自分に託してほしいという上杉。
真剣な表情で四葉に言います。
「俺もお前の世話になった一人だ」
その言葉に四葉は涙をこらえて頭を下げるのでした。
「私の分の仕事をどうかお願いします」
翌日、四葉は演技部や助けてくれた人たちにお礼をして回っていました。
最後に階段で休憩する上杉のもとを訪れます。
上杉の背中を見つめながら四葉は竹林の言葉を思い出すのでした。
無意味だと自分を思い込んでいた昔の上杉を変えたのは四葉なのだ、と。
前を向いて歩き始めているという上杉。
「あなたも過去から踏み出せますように」
竹林はにっこりほほえんで言ったのでした。
上杉の背中に向って四葉は呼びかけます。
風太郎君、と零奈として出会ったかつてのように。
上杉もそれに答えます。
上杉の位置からでは逆光で四葉の顔がよく見えないのです。
約束を守れなかったという四葉に上杉は気にするなと言うのでした。
「昔のことより大切なのは今だろ」
その言葉に四葉は笑みを浮かべて言います。
「もう君との思い出に頼らない。自分で自分の価値を探していくよ」
そしてこれが最後だと言って上杉にキスするのでした。
疲れがたまってぼんやりしていた上杉は夢か、と思い込んでいるようです。
校舎の陰に隠れながら、四葉はこれで前を向けると自分に言い聞かせるのでした。
こぼれる涙をひとりぬぐう四葉。
もう心配いりません、といつもの笑顔で上杉の目の前に現れるのでした。
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五等分の花嫁【第108話】最新話の感想
人に頼ることが苦手な四葉が上杉のおかげで変わっていくところがよかったですね。
四葉もまた、上杉にキスしましたが他の三人と違ってお別れの意味合いが強いものだった気がします。
過去との決別を決意した四葉。
上杉の争奪戦からも抜けてしまったということでしょうか。
次回は五月のターンですね。
何を考えているのかイマイチわからない五月が楽しみです。
まとめ
以上、五等分の花嫁【第108話】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次回が早く読みたいですね!
五等分の花嫁【第109話】は11月6日発売の週刊少年マガジン2019年49号に掲載予定です。
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