ドメスティックな彼女【第27巻】は2020年5月15日(金)に発売されました。
この記事ではドメスティックな彼女最新刊27巻のあらすじや感想(ネタバレ含む)をご紹介します。
完結巻28巻はこちら
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ドメスティックな彼女【第27巻】最新刊のネタバレ・内容
桃源先生の葬儀を終えた夏生に、蔦谷は遺作を手渡す。
書きかけの遺作を渡され、自分が続きを書くと言う夏生。
夏生の言葉を聞いた陽菜は、原稿用紙を夏生に手渡す。
それは、かつて夏生が捨てた原稿用紙。
ゴミ置き場にあった原稿用紙を、陽菜は取っておいたのだ。
止まっていた夏生の時間が、再び動き出すのか・・・?
机に向かう夏生だが、ペンは動かない。
そんな夏生に変化が起きたのは、桃源先生のお別れ会だ。
葬式は小規模で行われたが、出版社の好意で行われたお別れ会には多くの関係者やファンが訪れた。
自分の師は、こんなに多くの人に影響を与えていたのか・・・。
そう感じる夏生。
師の真似をしようとしていた気持ちを捨て、師と取材地を訪れた日々を思い出す。
桃源先生なら、どう考えどう感じるか・・・。
夏生のペンが動き始めた。
原稿用紙とペンがこすれる音を聞きながら、部屋の外で陽菜は涙を流す。
その後も、夏生を献身的に支える陽菜。
夏生のために蕎麦を打ち、一緒に初詣にも出かける。
そこで引いたおみくじには〝恋愛 叶う〟の文字が・・・。
未だに夏生への気持ちを引きずる陽菜は、動揺を隠すのだった。
ある日、ラマンを訪れる陽菜。
そこで、桐谷と柊に出会う。
陽菜は2人に、夏生が小説を書き始めたことを嬉しそうに話す。
そんな陽菜の様子を見て、復縁したと感じる柊。
しかし、陽菜は選ばれなかったと打ち明ける。
陽菜の言葉を受け、柊は心配するが・・・。
「幸せですよ・・・私今、凄い幸せ」
陽菜はそう言い切るのだった。
言葉とは裏腹に、さえない表情でラマンを後にする陽菜。
そんな陽菜の前に、夏生が現れる。
小説を書いていたはずの夏生が陽菜を探していた理由は・・・原稿の完成を伝えるため。
「ずっと支えてくれたヒナ姉に一番に見てもらいたくて」
笑顔でそう話す夏生。
その言葉を聞いた陽菜は・・・涙を流すのだった。
場面は変わり、2ヶ月前のニューヨーク。
夏生は瑠衣に電話をかけ、桃源先生の死を伝えていた。
辛い思いをしているはずの夏生の傍にいたい・・・。
瑠衣は話を聞き、そう感じる。
そんな瑠衣の元に実の父が訪ねてきたのは、それからしばらくしてから。
父は日本に出す新店舗で、瑠衣をパスタ場のチーフにしたいと話す。
遂に料理人としても道が開けることに加え、日本に帰れる。
喜ぶ瑠衣は夏生に連絡するが・・・夏生は電話に出ず、ラインの既読もつかない・・・。
心配になった瑠衣が電話をかけた相手は陽菜。
そこで、夏生は小説を書くのに集中していると聞き、瑠衣は大喜びするのだった。
「素晴らしい以外の言葉がない」
出版社の一室で、そう話すのは蔦谷。
夏生の原稿を読み、絶賛しているのだ。
作家の道をもう一度目指して欲しいと話す蔦谷に、夏生は前向きな気持ちを示す。
その頃、ニューヨークにいる瑠衣には異変が起きていた。
身体の怠さがとれず、風邪のような症状が続いているのだ。
心配するダニエラに促され、病院に行く瑠衣。
診断の結果は・・・再検査・・・!?
不安になる瑠衣だが、夏生が小説を書いていると知り連絡を我慢する。
数日後、再検査の結果を聞きに行った瑠衣に、医師は衝撃の事実を告げた。
「あなたのお腹に、赤ちゃんがいるの」
妊娠していた瑠衣。
ダニエラにそのことを話すと、大喜びする。
一方の瑠衣は、さえない表情・・・。
その理由は、タイミングの悪さだ。
日本に帰ってこれから!という時期の妊娠発覚。
夏生に話そうと電話をかけるが、嫌がられたらどうしようと伝えることができない。
そんな瑠衣が相談したのは実の父。
新店舗で瑠衣を雇うと話していた父の反応は・・・。
ダニエラと同じく大喜び!
謝る瑠衣を、まずはおめでとうだ!と叱るのだった。
さらに、すぐに夏生に伝えろと話す父。
父に言われ、瑠衣は夏生に電話をかける。
勇気を振り絞り、妊娠の事実を伝えると・・・。
「最高のプロポーズじゃん・・・!」
嬉しそうにそう話す夏生。
夏生の反応に、瑠衣は涙を流して喜んだ。
時は流れ、その日はお別れのパーティーが開かれている。
その主役は、日本に帰ることになった瑠衣だ。
店のスタッフたちに労われる瑠衣だが、途中で異変に気付く。
親友のダニエラが・・・いない!?
ダニエラは先に部屋へと戻り、瑠衣を待ち構えていた。
彼氏であるウィルとサプライズを考えていたのだ。
アメリカで苦しいときにいつも瑠衣を支えたのは、ルームメイトのダニエラ。
2人は共に過ごす最後の夜に、抱き合って涙を流し、別れを告げるのだった。
翌日日本へと帰国した瑠衣。
夏生は空港まで迎えに来ており、瑠衣に抱きつこうとする。
そんな夏生を躱し、ダニエラに抱きしめられた余韻を味わいたいと瑠衣は話す。
その言葉を聞き、拗ねる夏生に瑠衣はキスをした。
自宅に戻り、家族と再開する瑠衣。
夕食を食べながら会話をしていると、陽菜は違和感を覚える。
そこで、瑠衣と一緒にお風呂に入ることにした陽菜。
瑠衣に何かあったのか尋ねた。
陽菜に問われ、瑠衣は妊娠の事実を伝える。
当然喜ぶ陽菜だが、その日は眠れなかった・・・。
翌日から、両親に妊娠のことを伝えようと考え始める瑠衣と夏生。
2人の企みに陽菜が協力し、夏生は伝える決心を固める。
両親が早く帰宅した日に、自分たちの関係を伝えた夏生。
話を聞き・・・難色を示したのは母だ。
話を聞き、家を出て行ってしまった母。
その後、家に帰ってこなくなってしまった。
母を説得しなければ結婚は許せない。
夏生は父にそう言われ、仕事を終えた母の後をつける。
宿泊先のホテルまで母を追いかけ、ようやく話を聞いてもらえた夏生。
母は自分の再婚が、陽菜と瑠衣を不幸にしているのではないか、と感じて自分を攻めていた。
そんな思いを聞いた後、夏生は自分の思いを素直に伝える。
それでも納得しない母の気持ちを変えたのは・・・瑠衣だった。
夏生から連絡を受け、ホテルに訪れた瑠衣。
母が再婚して良かったこと、2人で幸せになること。
瑠衣の話を聞いた母は、2人の結婚を許すのだった。
その後、夏生に追い風が吹いたのは、私生活だけではない。
桃源先生と共同で出版した本が、驚異的な売り上げを記録したのだ。
メディアにも取り上げられ、久しぶりに昔の仲間と会う夏生。
そんな夏生が自ら報告に行ったのは、親友であるフミヤの元だ。
2人はそこで、友情を確かめ合うのだった。
夏生が書いた小説〝道〟はその後も売れ続け、夏生は一躍時の人となる。
そんな夏生に目をつけたのは、スクープ系週刊誌の記者である小椚だ。
小椚は夏生を張り込むが、スクープになりそうなものはなし・・・。
諦めた小椚だったが、あることがきっかけで再び夏生に興味を抱く。
その原因となったのは、一通の手紙。
差出人の元を訪れた小椚の目の前に現れたのは・・・陽菜を襲い、夏生を刺す事件を起こした種部だった!!
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ドメスティックな彼女【第27巻】最新刊の感想
今回の27巻は、めまぐるしく展開が移り変わります。
衝撃の展開があり驚きましたが、物語は良い方向へと進んでいきました。
幸せを掴んだ夏生と瑠衣。
さらに、夏生に追い風がどんどん吹いていきます。
個人的に気になっていたのは陽菜の気持ちです。
それを読者に考えさせるところも、読み応えがありました。
幸せムードで物語が続き、読み進めていくと・・・最後はまさに一変。
衝撃を受けます。
このままでは終わらない。
次巻が気になる展開を、最後に残してくれました!
まとめ
以上、ドメスティックな彼女【第27巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次巻では、スクープ系雑誌の記者である小椚が、夏生をダーゲットにすることは間違いないと思います。
夏生が世間から非難される可能性があるとすれば、陽菜との関係・・・。
2人が普通の関係ではないと知っている種部は、小椚を使って復讐しようとするはずです。
そこで夏生に逆風が吹くかもしれません・・・!!
次の巻が早く読みたいですね!
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