アクタージュ【第114話】は2020年6月1日発売の週刊少年ジャンプ2020年26号に掲載されました。
この記事では最新話【第114話】『役者冥利②』のネタバレを含むあらすじと感想をご紹介します。
前回の話をまだ読んでいない方はこちらから先にご覧ください。
この先、ネタバレの内容を含みます。
アクタージュ【第114話】最新話のネタバレ・あらすじ
黒山と一緒に、過去に彼が撮った作品を見ることになった夜凪。
自分の上映は夜からだという黒山は、映画館をはしごして映画三昧すると言い出すのでした。
色々な作品を見て、夜凪は泣いたり驚いたりしていました。
そしていよいよ、黒山の作品の上映になります。
黒山の映画がつまらなかったらどうしよう、と緊張する夜凪。
「だって嫌でしょ、自分がすごいと思ってる人の作品が面白くなかったら」
思わずついて出た言葉に、夜凪は自分で固まるのでした。
黒山は気にしすぎだ、と笑って言います。
「映画の良し悪しなんて所詮好み・・・相性だろ」
夜凪が見た黒山の作品は、とても奇妙な映画でした。
一人の女性の日常を描いているだけの映画。
しかしその女性の顔を一度もフレームに収めることがなかったのです。
彼女の顔を一度も見ていないことに気づいたのは、エンドロールが終わった後だったという夜凪。
映画館の客が口々によくわからない作品だったと言いながら、出て言った後も二人きりで客席に座っていました。
「あの主演の人、きっとお芝居をしていなかった」
夜凪はぽつりと言います。
観客に何かを表現しようとしていなかったにも関わらず、それが出来ていたと言うのです。
「表情が見えなくても彼女がどんな気持ちかわかった」
この役者は幸せだと思う、と夜凪はスクリーンを見つめながら言うのでした。
「今日私、この映画に出会えてよかった」
黒山は夜凪の顔を見つめながら、その言葉を黙って聞いていました。
そして安心したようにため息をつくのでした。
夜凪が自分の作品と合わないのでは、という可能性も考えていたという黒山。
「できればお前には望んで俺の映画に出てほしかった」
少し安心したという黒山に、夜凪は問いかけます。
「いつ私で撮ってくれるの」
この映画は15年前に自分が撮った作品だったと黒山は切り出します。
今は撮りたい映画ではなく、撮らなければならない映画が見えるようになってきたと黒山は話すのでした。
そのための力は自分にも夜凪にもまだ足りないと黒山は言います。
もっと多くの人間に知られなければならない、と。
「最後の総仕上げだ夜凪、オーディションで役を勝ち取ってきてくれ」
夜凪はその言葉に任せて、ときっぱり言うのでした。
そしてオーディションの日、夜凪のライバルはそうそうたるメンバーでした。
主なライバルは三人。
そして、黒山の顔見知りのような人物が審査員側に来ていました。
オーディションに挑む夜凪は笑って考えます。
（まずは証明しよう、私がこの中で一番だって）
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アクタージュ【第114話】のネタバレをご紹介しましたが、やはり絵と一緒に読んだ方が断然！面白いですよ。
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アクタージュ【第114話】最新話の感想
黒山の思いが少しだけ明かされた今回。
映画監督としてレベルアップした黒山が、撮らなければいけない作品とは何なのかとても気になる展開だったと思います。
それが明かされるのはもう少し先でしょうか。
まずはオーディションで夜凪がすごさを見せつけられるか注目ですね。
まとめ
以上、アクタージュ【第114話】のネタバレ・感想をご紹介しました。
次号も見逃せませんね。
次回のアクタージュ【第115話】は2020年6月8日発売の週刊少年ジャンプ2020年26号に掲載予定です。
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