最近40代になった自分が懐かしい、人気の漫画をランキング形式で集めました。だいたい1985年までに連載開始されている作品となっています。
今も全世界で読まれている名作が多い時代、週刊少年ジャンプが順調に発行部数を伸ばしている時期の為、ジャンプ漫画が多めです。
この頃はジャンプも1冊170円でした。物価も上がったなと感じますね!
そんなにお小遣いもなかったので友達と回し読みをしていました。
でも毎週の発売日がワクワクして待ち遠しかった気持ち、今でもありますが今より断然強かった事は間違いありません。
そんな時代を思い出しながら楽しめる作品ばかりです。
それではご覧ください!
40代男性へおすすめの漫画ランキング(発行部数順)
ランキングは累計発行部数順、巻数は単行本での数になります。
1位 DRAGON BALL(鳥山明)
累計発行部数 1億6000万部以上(全世界2億8000万部以上)
全42巻
七つ集めれば、どんな願いでも一つだけ叶えてくれる「神龍(シェンロン)」を呼び出す事のできるドラゴンボール。
主人公・孫悟空は親の形見がその一つである「四星球(スーシンチュウ)」である事を知り、ドラゴンボール探す旅に出る。
始めはDr.スランプのようなギャグ要素もかなりあったけど、天下一武道会あたりからバトル要素が強くなって人気も出てきました。
かめはめ波が世界で通用する技名になるなんて、あの頃は想像もしていなかった・・・
本当に凄い作品だと思います。
実際ドラゴンボールの連載終了はジャンプの発行部数に影響を与えるほどの人気でした。
個人的には桃白白(タオパイパイ)がカリン塔に向かう時、自分で投げた柱に走って飛び乗るシーンがとても印象に残っています。
子供の時は「スゲェ!」って思って読んでいたけど、大きくなって読むとやっぱりスゲェ、無茶苦茶だしむしろ笑える。
サイヤ人が出てくるあたりになると、2ページで1コマとか迫力あるシーンがある一方、1話振り返ってみると何も進んでない・・・みたいな事も多々ありました。
色々な事情があるんだろうな~と思いながら、そろそろ連載終了じゃないかとも囁かれていた記憶があります。
その後も人気は衰えず続いていましたね。
是非、懐かしさを胸に1巻から読んで見ましょう!
2位 タッチ(あだち充)
累計発行部数 1億部以上
全26巻
高校野球を軸に、双子の兄弟と幼馴染のヒロインとの恋愛を描く作品。
優秀な弟・上杉克也と出来損ないの兄・上杉達也。
そして優しく気遣いもできる上に、カワイイお隣さんの浅倉南。
あの頃、多くの男子にとって南ちゃんは理想の彼女像だったに違いない!
そして、あだち充先生の独特の間で描かれる三角関係。
野球がベースにあるけれど、野球を全然知らなくても問題無いくらいにテンポよく物語は進みます。
そして一気に急展開を迎えるあのシーン・・・
喪失感半端なかった事はしっかり覚えています。
アニメは頻繁に再放送もされていたし、懐かしのアニメなんかでも必ず取り上げられるので見たことがある人は多いと思います。
でもアニメと漫画のラストはちょっと違いますので、漫画でも1回読んでみると、また違った感動があるかもしれません。
ちなみに26年後の明青学園を舞台にした「MIX」という作品も出ています。
3位 北斗の拳(原哲夫・武論尊)
累計発行部数 6000万部以上
全27巻
西暦199X年、地球は核の炎に包まれた!
文明は消え去り、世界は暴力が支配する時代になっていた!!
一子相伝の暗殺拳・北斗神拳の伝承者ケンシロウが数々の強敵(とも)たちと死闘を繰り広げる。
言うまでもなくキャラが濃い!
そして荒廃した世紀末感!
雑魚キャラのあからさまな雑魚感!
結構ハードボイルドな世界観なのに笑える部分も多いです。
「ひでぶ」「あべし」「たわば」など、やられ役の断末魔の叫びも有名ですね。実は漫画ではあまり出てこなかったりもします。
アニメでは結構出てくるので、その印象が強いかもしれません。
この「ひでぶ」によってハート様は超有名キャラになっています。
アニメは千葉繁さんの次回予告がどんどんエスカレートしていくのも楽しかったです。
また、強敵(とも)たちの生き様やセリフも魅力的でしたね。
ラオウやサウザーのセリフが有名ですが、個人的にレイの最期のセリフが大好きです。
愛するマミヤのため、残された命を使う男の姿に泣けました。
北斗の拳は最近でも様々なパロディ作品が作られています。
北斗の拳をギャグ化した「北斗の拳 イチゴ味」や拳王軍へ就職したザコ達を描いた「北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌」、北斗の拳の過去を描く「蒼天の拳」など様々な作品が出ていて、これらもおすすめです。
4位 キン肉マン(ゆでたまご)
累計発行部数 5300万部以上
全36巻(王位争奪戦まで)
宇宙一のヒーロー一族・キン肉星の王子なのにダメ超人の「キン肉マン」。
仲間の超人とともに成長し、次々と現れる強敵と戦っていくプロレス系漫画。
始めはかなりギャグ要素が強い漫画だったけど、後半に行くほど格闘漫画としてシリアスになっていきました。
「友情」というテーマを一番に感じた漫画だった記憶があります。
超人のデザインは読者募集を行っていて、投稿者の名前と一緒に紹介されていたのも大きな特徴ではないでしょうか。
そして何より「キン消し」!!
みんな持ってましたよね。
腕が動いたりするわけではないのですが、今思えば造形のクオリティは非常に高かった気がします。
続編が2011年11月28日からWEB連載されていて、現在65巻まで発刊されています。
5位 CITY HUNTER(北条司)
累計発行部数 5000万部以上
全35巻
始末屋(スイーパー)として裏の世界でNo.1と言われる腕をもつ冴羽獠。
新宿で殺し、探偵、ボディーガードを請け負う「シティハンター」として、相棒の槇村香との活躍を描くハードボイルドコメディ。
仕事の依頼方法は、新宿駅東口の伝言板に自分の連絡先と「XYZ」と書くこと。
伝言板とか今では見かけることもありません。
実は連載当時、既に新宿駅には掲示板は無かったそうです。
冴羽獠は愛銃コルト・パイソン357で強敵を破り、依頼を解決していきます。
一度銃弾を撃った場所に、もう一度寸分違わず撃ち込む神業的シーンはしびれました。
その銃の腕前とカッコいいセリフが魅力なんですが、美女を前にするとただのスケベに成り下がります。
基本的に美女の依頼しか受けませんが、ボディーガードのために依頼人を自分の管理するビルに泊めた時は必ず夜這いをします。
そして香に100tハンマーで撃退されるというお決まりの流れ。
ハードボイルドの中に「もっこり」が混ざることで、獠のキャラにギャップが生まれてシリアスになり過ぎないのもこの作品の魅力ですね。
相棒の香は獠が唯一もっこりしない美女なわけですが、実は第249話で変装した香に気付かずもっこりしてしまっています。
実は香のことを大事に思っていているからこその、抑えている感情も見え隠れします。
2人の微妙な距離感は最後まで続きます。
最終回まで見守って下さい。
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6位 キャプテン翼(高橋陽一)
累計発行部数 3800万部以上
全37巻
「ボールは友達」を信条とする大空翼がサッカーで数々の仲間やライバルと出会い、成長していく物語。
小学生の大空翼が放ったオーバーヘッドキックは衝撃的でした。
他にもライバルたちの使う「タイガーショット」や「スカイラブハリケーン」など必殺技的なものが魅力でした。
中でも「ツインシュート」は真似した人も多いはず。
今読むと結構反則もあったり、とんでもない展開が多かったりするわけですが、現在世界のトップリーグでプレーする海外の選手にまで影響を与えているというのは本当に凄いと思います。
翼が中学卒業を前にブラジルへ旅立つ所で完結していますが、その後、海外のプロリーグで活躍するストーリーも週刊ヤングジャンプ・グランドジャンプで掲載されており、単行本も発刊されています。
7位 Dr.スランプ(鳥山明)
累計発行部数 3500万部以上
全18巻
則巻アラレ(アラレちゃん)はペンギン村に住む発明家、則巻千兵衛(のりまきせんべえ)博士が作った人型ロボット。
カオスな住人とのドタバタした日常を描いたギャグ漫画。
あの浮いて進むスクーターは子供ながらに憧れたものです。
また、車やバイクの絵もそうですが、表紙絵が大好きでした。
今見てもおしゃれな感じがありますよね。
内容はギャグ漫画でちょっと下品な部分もあるので、そこが楽しかったわけですが、今になってみると親が見せたくなかった理由も分かります。
そういえば最終話ってどんな話でしたっけ?
8位 聖闘士星矢(車田正美)
累計発行部数 2800万部以上
全28巻
この世には邪悪がはびこるとき、必ずや現れるといわれる希望の闘士聖闘士(セイント)。
幼い頃にグラード財団により送り込まれ、聖闘士になるべく訓練を重ねてきた星矢は、6年もの厳しい修行を経てペガサス座の守護星座をもつ「青銅聖闘士(ブロンズセイント)」になります。
星矢は仲間の青銅聖闘士たちと共に、アテナの化身・城戸沙織のため、地上の覇権を争う神々の争いに身を投じる。
キーワードは「小宇宙(コスモ)」。
アテナが武器を好まない為、ほぼ全員素手で戦う設定になっていますが、必殺技はちゃんと個性が出ているのがこの作品の凄いところ。
そして漫画ではモノトーンなのに黄金聖衣(ゴールドクロス)の輝きが伝わってくる!
当時、黄金聖闘士のフィギュアは大人気。
自分の星座が何かで、友だちの間で変な優劣がついていました。
ちなみに「せいんとせいや」で変換するとちゃんと「聖闘士星矢」で出てきました!
9位 魁!!男塾(宮下あきら)
累計発行部数 2700万部以上
全34巻
全国から札付きの不良達を集め、過激なスパルタ教育を施す男塾。
一号生筆頭・剣桃太郎を始めとする塾生達の根性や友情、死闘を描く物語。
全体的に理不尽なまでに滅茶苦茶な内容です。
初期は完全にギャグ漫画でした。
とにかく塾生のアホっぷりが凄い!
大好きなのは田沢の「九九 八十八!!」
教官からの指摘無し、塾生は絶賛。誰も気づいてない!?
まぁそんな田沢も作品後半まで頭脳プレイで活躍しちゃったりもします。
次第にとんでもない闘技場でのバトルが多くなるのですが、とにかく死んだはずの仲間がよく生き返ります。
この生き返りが「魁!!男塾」の名物。
完全に心臓を貫かれて死んだ事になっているのに、実は生きていた設定。
子供ながらに「えぇ~~~~!?」ってなりましたね。
しかもパワーアップして帰って来る事も。
このやり過ぎ感がギャグ要素を強くしているんだと思います。
しかし!!男塾と言ったらやっぱりコレでしょう!
「民明書房」!!!!
子供のころはすっかり信じていました。
「民明書房刊」の文字で何でも雑学に早変わり!
ゴルフの起源が拳法家の「呉竜府」にあるとか言われても、「へ~すげぇ」くらいにしか思えない小学生も多かったはず。
えぇ、思ってましたよ・・・
違和感を感じ始めたのはいつだったか?
今では完全にギャグでしかないのに、不思議ですね。
ちなみにそんな民明書房について『民明書房大全』という本が出ています。
こっちも気になりますね!
10位 めぞん一刻(高橋留美子)
累計発行部数 2500万部以上
全15巻
古い木造アパートの「一刻館」に新しい管理人・音無響子がやってきた。可憐な未亡人の彼女に浪人生の五代裕作は恋をしてしまう。
二人の恋愛模様を中心に、個性的な住人との賑やかな生活、それぞれの成長を描く物語。
今となっては懐かしい世界観。
住み込みの管理人さんや電話の共有など、自分も寮でしか見たことありません。
冴えない五代は響子さんにベタ惚れのくせに、他の女の子と仲良くしてしまったり、響子さんは五代のことをあしらっているクセに嫉妬してしまったりとお互いに難があります。
そんな二人の関係がモヤモヤしてみたり、ドキドキしてみたりとやっぱり高橋留美子先生の作品は引き込まれますね。
個人的に好きなシーンは、就職に失敗した後、バイトをする五代に作った響子さんのお弁当。
こんな気遣いできるお嫁さんが欲しい!と思ったものです。
でも何と言っても一番のシーンは、やっとの思いで五代がプロポーズした時に帰ってきた響子さんのセリフじゃないでしょうか。
未亡人になった響子さんの気持ちが良く現れていて泣けます。
やっと辿り着いたゴール。待ち望んでいたのは五代だけじゃなく、読者もずっと待っていた。
まとめ
いかがでしたか?
間違いなく、現在の漫画やアニメ文化に影響を与えている作品が多い時代と言えるでしょう。
漫画を通して、当時の学校や友達との思い出も蘇りませんか?
正直、他にも思い出される作品はたくさんあります。
個人的に好きな作品ももっとありますので、別の記事で紹介できたらと思っています。
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