サイケデリック・ベイビー【1巻】最新刊のあらすじ・ネタバレと感想を紹介!

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感想・ネタバレ
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サイケデリック・ベイビー【第1巻】は2020年6月10日(水)に発売されました。

この記事ではサイケデリック・ベイビー最新刊1巻のあらすじや感想(ネタバレ含む)をご紹介します。

 

この先ネタバレの内容を含みますが、「やっぱり文章ではなく漫画として読みたい!」という方は下のリンクで読む事ができますのでお試し下さい。

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サイケデリック・ベイビー【第1巻】最新刊のネタバレ・内容

橅木樹は大手出版社に勤める25歳、新卒3年目のサラリーマンだ。

彼の座右の銘は「ほどほどに」

何事にも入れ込み過ぎず、そつなく無難にこなしてきた。

 

しかし、彼のそんなスタイルにはただ一つ例外があった。

画家の天花寺蓮だ。

学生時代、天花寺の絵を見た時から、橅木は彼の絵に夢中だ。

仕事だって、彼に接する機会が得られるのでは、と今の出版社を選んだ。

 

そして、ついに、橅木は天花寺の担当となって、憧れの彼に会えることになった。

しかし、いざ彼の家に行ってみると、出てきたのは気鋭の天才画家とは到底思えないゆるふわ人間。

一瞬疑ったが、会話からやはり本人だと悟る。

 

本日締切の絵がまだ描けていないとのことで待っていると、作品のためだと天花寺からいきなりキスをされる。

混乱する橅木だが、キスにインスピレーションを得て完成した天花寺の作品に感銘を受ける。

 

以降、画家と担当として良い関係が築けていくが、最初の日以降ことあるごとに天花寺は橅木にキスを求めるようになっていた。

そしてそんな天花寺に対して自分があらぬ欲望を抱いていることに橅木は気付き始める。

そんな中、橅木は天花寺から、作品のために今度は抱いてくれと頼まれる。

橅木は戸惑いつつも、やはり好きな人からの誘いを断れず天花寺を抱く。

 

以来、身の回りの世話をしつつも、作品のためと何度も性行為をするようになった。

当時、天花寺はスランプに陥っており、橅木のキス以降作品を描けるようになったが、作風が変わったと評判はよくなかった。

作品をより良くするための手段としての性行為だったが、描き続けてもやはり評価は取り戻せず天花寺は焦っていた。

 

一方で、橅木は天花寺と関係を深められて好調だった。

親との確執も薄らげることが出来、仕事も好調、天花寺のおかげで幸せな気分に浸っていた。

そして、勢いそのままに天花寺に告白する。

橅木が告白後もニヤニヤモダモダと仕事をしていると、編集長から、雑誌の売上が低迷していること、天花寺の作風が戻せないのであれば天花寺との契約解除も考えていることを提示される。

 

天花寺にその旨伝える為に家に向かうと天花寺が倒れているのを発見し、急いで病院に連れていく。

天花寺は、橅木のことが気になって絵を描けない中焦って製作活動に没頭しようとし、不摂生で倒れてしまったとのことだった。

 

自分を好きになって夢中になってくれたことを「夢みたいだ」と喜ぶ橅木。

しかし、天花寺は橅木を好きになったことを「悪夢のようだった」と話した。

 

天花寺は恋をしたことで自分の画家としてのアイデンティティが壊れた、自分は無価値になった、もう1人にしてほしい、と思っていたのだ。

両思いになったのに距離を置くことになった2人。

橅木はもちろん納得できないでいた。

 

そんな橅木のもとに、天花寺の数少ない友人、好旬が現れる。

好旬は昔から天花寺を近くで見てきた。

身を削って削って絵を描くことだけが世界の全てとしてきた神様に1番近かった天才を、愛だ恋だとモダモダするただの人間にしてしまったのは橅木だ、と好旬は話した。

橅木は自分でその責任をとることを誓う。

 

一方、天花寺は自分から橅木を突き放したことに後悔していた。

気分を変えようと病院の屋上に出たところで、橅木と会った。

絵が描けない自分のことは嫌いになっただろう、と問う天花寺。

絵が描けなくても天花寺自身が好きなのだと返す橅木。

絵が描けないなら、絵の代わりに自分が天花寺の存在意義になる、と橅木は話した。

 

こうしてすれ違いはしたが、橅木と天花寺はお互いの愛情を確かめ合って付き合うことになった。

天花寺は退院し、今ある仕事も辞め、家も引き払い橅木と同棲を始めることにした。

橅木も生活を安定すべく、さらに好条件の会社にあっさり転職。

これから2人の新たな日々が始まるのだ。

 

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サイケデリック・ベイビー【第1巻】最新刊の感想

通常、あまりにも価値観の違う人間が付き合うってとても難しいと思うのですが、この2人のように関係性がしっかりしていればやっていけるのかなと思います。

天花寺を橅木がサポートする形で、橅木にもそれがストレスにならないのであれば、お互い楽しく暮らしていけそうです。

 

でも、それが成り立つのは橅木の高スペックと天花寺への限りない愛があるからだと思います。

自分の憧れていた神様を撃ち落として自分の隣に置くことに、私は違和感を覚えそうですが、きっとそれは尊敬しかしてないからでしょうね。

神様を恋愛対象として愛してしまったら、隣にきてくれたことを喜べるのでしょうね。

 

まとめ

以上、サイケデリック・ベイビー【第1巻】のネタバレ・感想をご紹介しました。

天花寺にはもう大きな賞には出品してほしくありません。

伸び伸び好きな絵を描いて、個展のみで話題になって欲しいです。

そして橅木にはバリバリ働いてもらって生活を安定させてほしいですし、そんな2人の新しい生活をみてみたいです。

また、好旬も実は良い人なので、良いパートナーに出会うところをみてみたいですね。

 

次の巻が早く読みたい!

 

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